「爆破予告があった」2023/04/21
学校に爆破予告が来たので今日は臨時休校です。
もう一回言います。
学校に爆破予告が来たので今日は臨時休校です。
本来だったら今日は「サイエンス・フェア」の予定で、1〜2時間目は講堂でSSH探求活動の発表を聴き、3〜4時間目はポスター発表という流れだったのだがなんらかの力で来週にぶっ飛んだ。
僕は講堂で話す側だったのでなんとも言えない感じだ。発表準備もそこまでできていたわけでもないし、かといって徹夜してまでスライド作った努力もあるし、準備期間が伸びてホッとしつつ、口頭発表を気にして生きる期間が一週間増えたことに絶望もしている。的な。
そもそも研究続けているというだけで、実際の自分は相当に小物なので全校生徒の前で話すとか全然苦手だし、本来あるべきサイエンスコミュニケーションなんかできるわけもなく、科学や菌に興味ない人を振り向かせるだけの話術も技量もない。ポスター発表ならば聴衆が選んで聴きに来ている分「来たほうが悪い」と言って自分の好きなように話を進められるが、口頭発表は強制なので万人に向けた発表が望まれるだろう。
ぶっちゃけ細菌の分類、菌類と細菌類の違い、ウイルス、グラム陰性/陽性の違いくらいは説明しないと話にならないが、それらに軽く触れるだけで発表時間は過ぎ去ってしまうだろう。もう生物教諭に任せる、それは。
僕の研究は細菌の生態学、というなかなか高校生にしては奇妙なことをやっているので伝わりにくいし、どのように役に立つかは僕すらわからない、というか一般に役に立たない研究だし、僕や研究を行う高校生はそれをよしとする人が多いと思うけれど、多くに向けて喋るにはキャッチーにしなければいけない。研究が他にとって役立つものでないなら役立つ知識を入れなければならない。大学GSCや学会の話をしようと思う。これならばある程度は役に立つだろう。
明日(今日)は筑波大学で行われるキッズユニバーシティに参加する。喋る側として。なかなかどうして縁とは奇妙なもので、何年か前には僕は聴きに行く側で参加していたはずなのだ。
小学生にいろいろ話してくる。
あと、筑波大に行った偉大な先輩にご飯に連れて行ってもらう。お母さんと妹とはどこで待ち合わせればいいのかわかんなくなったけど適当に後で合流しよう。一人で帰るのは寂しいし…。
学校無くなって暇だったから朝から「CITY of GOD」を観た。スラムが舞台で麻薬と銃がめちゃくちゃに出てくる。めっちゃ人が死んで命がすごく軽いけれど、「人がたくさん死ぬ」から「命が軽い」というよりは、「命が軽い」から「人がたくさん死ぬ」というのを強く感じた。子供が麻薬吸って銃を持っているのが基本なんだ。
ちょっと古い映画だったけれど、すごく良くできていると思った。演出や格好やセットに違和感が全くない。完成度が高い映画だ。
おやすみ。
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