@なおポップ岩手ホールワンマンライブ しあわせの仕掛け
2021.5.30
盛岡市民文化ホール(マリオス)小ホールにて、@なおポップさんの岩手ホールワンマンライブに参加してきました。
本来ならちょうど一年前の5月31日に開催が予定されていた公演で、コロナの影響もあり座席も当初の半分以下での開催になったもののようやく実現できた公演だったので喜びもひとしおでした。
コロナの感染対策も、受付で検温、血中酸素濃度の測定、名前と連絡先の記入、マスクを配布して新しいものとその場で交換してもらうなど、すごい徹底ぶりでした。
中に入ると、ステージ上のインパクト大の大きなパイプオルガンが目に入ってきて圧倒され、BGMには@なおポップさんの音楽仲間の一人でもあるなかにしりくさんの曲が流れていました。
開演予定時間をちょっと過ぎたころ、照明が消され公演がスタート。
今回の公演は換気を伴う休憩時間を挟んだ3部構成ということが発表され、第一部では@なおポップトリオとして、河野圭佑さん(ピアノ)とmaruyaMAXさん(パーカッション)を迎えてのステージが始まりました。
以前、岩手で始めて歌った曲であると言っていた『君がいる景色の中で』でしっとりとスタートしましたが、徐々におなじみの明るいナンバーが続き会場が温まっていきました。
今回の公演はDVDとして発売されることも発表され、13台のカメラが用意されていたため全編撮影NGでしたが、お客さんが鳥になって(笑)バードコールを自由に鳴らすことが許されている『バワーバード』の演奏中だけは写真も動画もOKでました!
でも、バードコール鳴らすのに夢中で、一枚も撮影できなかったですが…
そして、盛岡の学生と作り上げた『10(teen)』で第一部が終了。
個人的に好きな楽曲だったので初めてバンドサウンドで聴けたのには感動でした。
第二部は、シンガーソングライターとしても活動している河野圭佑さんと、ゲストミュージシャンのツジヤマガクさんのそれぞれのソロのステージでスタート。
それが終わるとツジヤマガクさん(ウクレレ)がその場に残り、伊藤一平さん(ウッドベース)、ライド助川さん(カホン)という岩手在住のミュージシャンを加えてのセッション。
なおさんが好きなだと言っていた、ツジヤマガクさんのカバー曲やなかなかライブで歌われない『ねむりひめ』などを披露し、新たな@なおポップの魅力を感じる内容でした。
その後は少しだけ@なおポップさんのみの弾き語りコーナー。
ツイキャスの曲作りコーナーでファンのみんなと作った新曲『カラフル』も初披露してくれました。
第三部は、maruyaMAXさんのパワフルなドラムソロから始まり、再度@なおポップトリオが集結し、なおさんの代表曲を中心に披露。
しかし、先日SNS上で好きな曲を募った結果一位を獲得したホットミルクが始まると思いきや、河野圭佑さんによる替え歌『焼酎水割り』が披露されるなど会場に笑い声が響き渡る一幕も(笑)
終盤は定番曲が続き、花束やHomeでしっかりと涙腺を緩ませてくれました。
そんなこんなであっという間に本編が終了。
拍手が鳴り止まずアンコールへ。
アンコールでは、昨年@なおポップトリオがリモートで作成した『simple』をバンドサウンドで初披露。
歌う前になおさんが感極まる場面もありました。
アンコールラストはマイクを使わず、ギターと生の声だけで、用意してきた新曲を披露。
マイクがなくてもしっかりと耳にも心にも届きましたよ。
今回のワンマンライブはタイトル通り、各所にいろんな仕掛けが用意されていたけれど、お客さんの手拍子や拍手がとても大きくて、みんなで作り上げたライブだったようなそんな印象を受けたとてもあったかいライブでした。
おなじみのコールアンドレスポンスや声を出せないのはちょっと寂しかったけど、お客さんの大きな拍手こそがこの公演の成功を物語っていたような気がします。
コロナが落ち着いたら、またこの会場で、この日いろんな事情で来れなかった方々やこれから出会っていく人たちも含めて、満員になった客席を見て感動してる、なおさんの顔が見たいな。
長丁場のステージお疲れ様でした。
そして、あったかい素敵なライブをありがとうございました。