＃38 弱さを見せる

もし孤独感や寂しさを感じるなら、弱い自分も素直に認め、曝け出しましょう。

もしからしたら、表面的には「寂しい」とは思っていないかもしれません。

ですが、何らかコミュニティの中で頑張っていることがあって、何かうまくいかないとか、満足いく結果が得られない場合、自分の「寂しいという気持ち」に気づいていないことが原因かもしれません。

何かしら行動を起こす原動力は、実は「寂しさ」からであることが非常に多いのです。

「家族のために」
「子供のために」
「自分のスキルアップのために」
「仕事のために」
「将来のために」
「社会のために」

こうした「〜のために」といった大義名分は、大抵後付けです。
根底にあるのは、「自分の寂しさを埋めるために」です。

ですから、寂しさが埋まらなければ満足いく結果が得られないのです。

でも別にそれは悪いことでは無く、ごく自然なことです。
DNAレベルで人間は、孤独という恐怖を避けるために行動する様に設計されています。

自分の「寂しさ」に気づいてあげてください。
自分一人の存在は、弱くて当たり前です。

逆に頑張って認められようとすればするほど、根底の欲求を忘れ、見当違いな努力をし、枯渇感が増していくという現象が起こり得ます。

一つ確かなことは、最終的にはみんな一つのところに還りますから、「寂しさ」は自動的に解消されます。

それまでの間、わざわざDNAにまで「寂しさ」を感じるように埋め込まれた身体の中で、わざわざ痛みを感じる様に設計された世界の中で、生きる意味は何でしょう。

魂はあらゆる経験を通してふれあい、コミュニケーションを通して成長したいからです。

それは、気づきの連続であり、その内容がポジティブかネガティブかはあまり重要ではありません。

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もしコミュニティの中で自分の存在を認められなかったり、無視されたり、疎外感を感じるのは、かなり苦痛だと思います。

逆にコミュニティ内で確かな地位や、信頼できる仲間がいれば、安心感を感じます。

そのために、人はコミュニティ獲得のために多大な労力やお金を費やします。

「コミュニティには属していない」と不安に思う人もいるかもしれません。

ですが、この日本の社会システムというコミュニティには大抵の人は属しています。

だから今日も住む家があって、食べられて、生きていられます。
ちゃんと生かされています。

今この瞬間は、きっと大丈夫なはずです。
ああ、大丈夫なんだと感じることが大切です。

でも明日は、5年後は、10年後はどうなんだろうかという不安があると思います。

だから、5年後、10年後もコミュニティの中で安心な位置を維持するために、あらゆるスキルを磨き、円滑な人間関係を築けるように努力し、家を購入し、仕事のストレスにも耐えているのでしょう。

肉体がある以上、その不安からは完全には逃れられません。

度がすぎると、ついつい不安を解消するために、あらゆる大義名分を引っ提げて、今以上の何かすごい存在になろうと頑張ったり、他人をどうにかして振り向かせて、自分に注目を集めようとしたりしてしまいます。

それは間違いではありませんが、労力の割には遠回りをしてしまっています。

自分自身の寂しさや弱さに気づいて寄り添ってあげることのほうが、実は不安感を軽減し、安心を増幅させる近道です。

そうすると、すでに自分に関わってくれる人や物事に守られていることに気づき、自然に感謝が生まれます。

例えば朝起きて、自分の身体は休むことなく呼吸し血を巡らせ、心臓は動いてくれています。
蛇口を撚れば安全な水や温かいお湯が出ますし、温かいご飯もあります。

カフェに行って、コーヒーを提供してくれる店員さんや、くつろいでいるお客さんがいてくれます。それだけでも安心感があります。

図書館に行けば、本を読んでいる人、勉強している人がいてくれます。そういう人を見れば、自分もやる気が起きたりします。

学校に行けば、関わってくれる先生、クラスメイトがいます。
仕事をすれば、自分が人に与える立場に立てて、お金や感謝というギフトをもらえます。

だから、たとえ身近な人間関係などのために孤独感を感じていたとしても、現実は全く孤独ではありません。

もちろん嫌なことも多々おきますが、それは奥深くに眠っている弱さに気づくチャンスでもあります。

自分の弱さに気づき認めてあげるほど、寂しさが軽減し、感謝が生まれ、安心感が高まります。

その内面の変容は立ち居振る舞いや言動、表情に表れ、結果的に、自分に合った人達とごく自然な形で、交わりやすくなります。

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ここまで読んでくださって
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🌟補足：今日のエネルギーについて🌟

わたしが高次元から受け取ったメッセージや
エネルギーを日々言葉にしています。

前半は純粋にメッセージを
降ろすことを意識しています。

後半は自分の経験や所感を交えて
日記のように綴っています。

この記事を見てくださった方は
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