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鹿撃ち帽に続き、ついにはパイプを
幼い頃から非常に多くの影響を受け続けている存在、それは僕にってシャーロック・ホームズの他には見当たらない。
去年の冬、ついに鹿撃ち帽を買ってみたことをnote内でも少し触れた。
これは郊外に行く際、ホームズが被ったように挿絵画家によって表現された後、演劇・映像作品などを通してホームズのトレードマークとなったもの。
勿論、今日の特に日本においては、この帽子はコスプレの用途の他にはほぼ一切用いられることが無い。紳士が狩猟の際に被った事に端を発するこの帽子を、いかに日常生活で利用できるだろうか。
(以下のnoteに鹿撃ち帽に関する内容アリ。)
だが、僕にとっては被ることよりも、子どもの頃の憧れのアイテムを購入し、所有できるという事実こそが、ある種の感銘となってそのモノから感じられる。なので、被らずに帽子掛けにあるだけでも、気持ちが良い。
ちなみに、そもそも普段からあまり帽子を被らない。時折、気分転換的に一ヶ月に一回ペースで、ハットやキャスケットを被る。
個人的にはキャップはあまり好みではないので、このようなスタイルに。
さて、腕時計だけでなく、懐中時計も幼少から利用しているのだが、幼い時分には決して手の届かないモノを、いよいよ購入する時がきてしまった。それこそ、パイプである。
僕は飲酒もしないが喫煙もしない。そんな僕がパイプを買っても、どうしたものか。なるほど、これから数回は買ったのだから、葉も見つけてくゆらせる事もあるだろう。
だが、これも買った・手元にある、という事実を購入したのだ。嗜好品というよりも精神的な消費といえようか。
ところで、僕はホームズファンの集まるクラブには所属していない。
実は日本シャーロック・ホームズクラブ(JSHC)などへ何度となく入会するか迷った事はある。
だが、様々な事情などでおそらく会合などにもさほど参加できないだろうし、そうなると具体的な活動の方法が見えてこないので、結局、僕は同人サークルもこのようなクラブへも入った試しがないのである。
本当は僕もとことん趣味の合う人と語り合う、という事への憧れは人並みにある。だからこそ、蔵書の一切をブクログへ登録してオープンにしてもいる訳だ。果たして本棚から人となりが分かるかは怪しいが。
いずれにしても、僕はこと趣味の世界においては一人で非常に充実している。パイプもまずは飾って愛で、気が向けば火を通してみようかと今は気楽に思っている。
パイプは高価なモノも多く、材質や形状にも様々な種類がある。僕はやはりホームズチックな形状を好む。
マッカーサーのようなコーンパイプという種類はむしろ嫌いですらある。
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ちなみに形状についてのWikipediaの一文が面白い。辞書ではなく著書のような意見が書かれている。読み手としては面白いが、確かに学術研究の際にWikipediaを使ってはいけない、と言われるのも納得。
初心者がパイプ喫煙を始める場合、煙道の掃除などメンテナンスのことを考えてストレートのパイプを薦められることが多いが、最も大切なのは自分が気に入ったシェイプのものを選ぶことである。
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