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河鍋暁斎 / メトロポリタン美術館
二眼レフではじめる博物趣味
写真をとる際、もはやスマホ一台あれば事足りる。それどころか、中には加工するにはカメラよりもスマホの方が楽だということも少なくないだろう。
僕も、カメラは趣味ではなかった。特に関心がなかった。そんな僕ではあるが、学研「大人の科学マガジン」より発売されている、二眼レフを購入し、組み立ててみる事にした。
価格は3千円程度。プラモデルでもざらにこれくらいの値段がするのを思えば、実際に写真が撮れるのだから非常に安いと思う。
二眼レフカメラというのは、主に昭和で用いられたフィルムカメラの一種だ。僕はカメラ趣味を持たない上に、その世代ではないので、当時、二眼レフをどのような層が持っていたり、またその高価さ・手ごろさもよく知らない。
フィルムカメラに関心が向かったのは、先日映画館でみた「PERFECT DAYS」の影響であるが、そもそも歴史が好きな上に、博物館・美術館にもよく行くので、昔のものにはわりと興味を持ちやすい。
ここで少し告白しておくと、実は博物館学芸員資格を持ってもいる。学芸員というのは、博物館などの施設で、調査研究・収集・保存、展示などを行う者のこと。なお、展示室の椅子に座っている人ではない。それはスタッフ。
これまで、コレクションの所有の仕方にこだわりを示してきたが、趣味人であるだけでなく、一応がそれを専門に学んだことがある、と思っていただければ幸いである。
そのうち、noteのプロフィールにも記載しておくか。ゆに国男爵だけじゃなくて。
以上のように、写真家・芸術家ではない僕にとっては、写真を撮る、という行為もなにがしかの風景を切り取り、保存することなのだ。
その目的だけでなく、プロセスも今風から若干異なる、フィルムカメラであるのは、新たな趣味として、非常に楽しみ。
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