結局、自分次第。

どちらかと言うと、プライベートでは関わることはないなー、という交わらない人間性。
長い付き合いだけど、社会での立場において続いてるだけの関係。縁で言えば、切れない縁。

でも、そのひとが、嗚咽しながら泣いた。
そのひとに内在する原因も、心の中では指摘しつつも、、
その吐露する悩みに、その涙に、胸が苦しくなった。
『あなたのそういうところが、駄目なんだよ。
因果応報なんだってば!!』と、強く思ってるのに、
何故か、その心の叫びに同苦してしまった。
今日は、どうかしてたな。いつものように、贅沢人間の自慢話と聞き流せなかった。

恵まれた環境、あり余る金銭、揺るぎない社会的立場にあるのに、何かに不安や不満で、
誰からも認められたい、と常に焦ってるひと。

心の財産以外のものは、こんなにも脆いんだ。
可哀想とか同情でもなく、少しだけ心から好きになるところから始めよう、と思う。
その人間性に、共感出来る一欠片を見つけられる自分に。
交わらない、と決めつけない自分に。

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