サブカル忍術学:ファッション編#1
SYURIKENはTシャツショップなのでファッションについて書いても良いはずだ!
レベル40超えのおっさんになった今でも友人に「ファッション業界の人」と飲みの席でいじられることがありますが、何故なら僕は高校2年生位まで見るに堪えがたいファッションをしていました。バンダナ撒いたり指無し手袋したりシャツはin。ミ○ハウスとか着てたからね!今ではユニクロもしまむらもオシャレだからここまでのおかしな恰好する方が難しいよ!
その後にオタクにありがちな全身軍物みたいな恰好をし始めた時に古着ブームが来て、友人たちの指導の甲斐もあって多少はまともになりました。鬱陶しくジーンズの薀蓄語れるくらいには!(あとオタクなのを隠したかった)
もう20年以上アメカジ崩れのような恰好をしていますが、普段の格好の中に忍者を取り入れたい気持ちがあり、色々調べ始めます。
当時読んでたファッション誌を見て目が飛び出しました。
Vexed Generation
ヴェクストジェネレーションと読むこのブランドは90年代に出てきたイギリスのブランド。
”90年代に一世を風靡したVexed Generationは、増え続ける監視カメラや蔓延する空気汚染、強硬な政治方針にファッションで対抗した、いわゆる反体制派の英国ブランド。「You put up a camera, we’ll put up a collar《カメラにはカラー(襟)を》」をスローガンに、アナーキストやアクティビストをはじめ、信念を共にする同志たちに向けて提案したスタイルは、スポーツウェアブランドの原型としてストリート系デザイナーに大きな影響を与えた。”
どのモデルも凄まじい尖り方をしていたこのブランドの代表作がこの「NINJA PARKA」!
”Vexed Generationのフードやハイネックのデザインには、2つの役割がある。顔を知られないようにすること、そして都会の空気を浄化するフィルターを装着できるようにすること。「Ninja《忍者》」という名前がぴったりなこのパーカーもまた、現代のストリートウェアに長きにわたって影響を与えている。当時の人気ぶりは、Gill Lintonhが「90年代のロンドンでは、このパーカーを着ていなければ相手にされなかった」と語るほど。再生フリース素材を使用、マイクロプラスチックによる汚染防止を呼びかける環境保護団体、Stop! Micro Waste(ストップ・マイクロ・ウェイスト)が製造した洗濯ネットも付いている。”
20年以上前になるけど本当に感激した。
その後値段を見たら涙と一緒に目玉が転げ落ちました。何これ銀座価格?
しかもレザーのもあるという。
喉から足が二本飛び出るくらいに諦めきれず、当時は残業代が出るブラック企業に勤めていたのでその給金と賞与を突っ込んでフリース版とレザー版を買いました。今はタンスの肥やしになってるけど後悔してません。体の階級が上がったせいもあるけどね!
すっかり思い出になったこの服、ふと思い出して「最近Vexed Generationって聞かなくなったなあ」と思い検索かけると今年の春くらいに25年ぶりにリバイバルしていたらしい!見逃してた!チクショウ!
…と思って見てきたけどやはり相変わらずな銀座価格に悔しさも霧散しました。
あんまり関係ないけど関連画像にこういう洋服もありました。
サイバークノイチっぽくてカッコいい!
こういう感じで今後もサブカル忍者ネタをやっていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
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