〜第二回オンライン一歩己酒の会〜
先日は第二回目の一歩己酒の会でした〜!!
豊国酒造、杜氏の矢内さんの初回が面白くて今回も!という方もいらっしゃって嬉しい限りです😊
はい、皆さんGWもオンライン酒の会で乾杯〜🍶
地元の人々に愛されるお酒を🍶
豊国酒造のある古殿町は阿武隈山系の真ん中に位置しており、山に囲まれた町です。
創業200年を超える豊国酒造は元々は酒造りだけでなく、様々な商売をしている商家でした。
そんな色々な商売をしている中、何故酒造りを始めることとなったのか?🤔
矢内さんの考える酒造りを始めるきっかけは2点あります。
*城下町である
城を中心として町が成り立っていて、殿様や武士にお酒を飲んでもらう為
*田んぼがある
蔵の周りに田んぼがあり、お酒の原料であるお米が採れる為
しかし、豊国酒造はこの2点どちらにも当てはまりません。
ではどうしてお酒を…?
それは古殿町に住む地元の人々に娯楽を与える為だったのではないか。
創業当時の江戸時代は現代のようにテレビやインターネットは勿論無く、本当に娯楽の少ない時代。
そんな中、日本酒のような嗜好品は今よりももっと大事な娯楽だったのです。
豊国酒造は地元の人々の為にお酒を造り始めたのだと矢内さんは考えています☝️
一歩己
一歩己は矢内さんが蔵に戻って2年目から造り始めたお酒。
自分にとって酒造りは生涯造り続けるもの。
そこにゴールはなく一年一年着実に前に進み続ける。そしてそれを積み重ねた時凄い道のりになっているのでは…
という想いから"己の一歩"で一歩己と名付けられました✨
ところで皆さん一歩己(いぶき)と最初から読めましたか?
恐らく正しく読めない方は多いと思います。
それはまだ銘柄が育っていないから!読み辛いけどいつか銘柄が成長して誰しもが読める名前に…という想いも込められているこだわりのある名前なんです!!👌
苦味と渋味
日本酒で苦味と渋味と聞くとマイナスのイメージがある方もいらっしゃるかと思います。
しかし、矢内さんは苦味と渋味こそが重要なポイントだと考えています!!
山菜等の旬の食材や日本料理も苦味が特徴になるものは多いですよね?この苦味が嫌なものではなく生命の力を感じるもの!!
日本酒も甘味と旨味を苦味や渋味でしっかりと輪郭付けする事が大事であると考えているのです😌
では苦味はどう出しているのか?
苦味は出すのではなく、どう残すか!!
使用しているお米、美山錦は甘味の出にくいお米。工夫をしないと苦味や渋味が全開に!!
そこで、苦味を抑えて残しつつ上手く甘味を乗せるよう造っているのです👌
ここで簡単に一歩己の4種類をご説明📝
○純米原酒
一歩己の定番、レギュラータイプ。甘味と旨味を苦味で輪郭付している。
○無濾過純米生原酒
11月〜1月限定。新酒で生酒、フレッシュで香りの広がりが良い。
○うすにごり
2月〜3月限定。古殿の冬をイメージしている。雪が薄っすらと舞うイメージのうすにごりで苦味を生かしたスッと入ってくる感じ。
○純米吟醸
9月限定。一歩己で唯一美山錦ではなく、夢の香使用。農家さんから夢の香を作ってみたいとの打診があり、それに応える形で生まれたお酒。
ラベルの裏に込められている想い
一歩己の裏ラベルをご覧になったことはありますか?
この詩は矢内さんが毎年4種類のお酒を造っている時やお酒が出る時に感じた事をそれぞれ書いています。
画像は今年の純米原酒の裏ラベル!
こちらは3月、先が見えない悪い方向に…しかし自分を強く持って乗り越える。どんな時も一歩前へ進もう。という想いで書きました!!
毎年4通り違ったことが書かれているので裏ラベルを眺める楽しみも増えますね😎✨
お酒は人々のバトンパス🙋♂️
一歩己はオンライン販売を行っていません。
農家(米造り)→酒蔵(お酒造り)→酒屋(販売)→消費者(飲酒)
とこのようにお酒は人とのバトンパスから出来上がっているもの。
その中にオンラインという人が介していないものが入ってしまうことが寂しい…その為オンライン販売はしていないのです🙅♀️
取り扱い店舗は下記のURLから飛べます!
是非酒屋さんに足を運んで豊国酒造のお酒を直接買って頂きたい!!そこで素敵な酒屋さんとの出会いがあるかも…そこを繋げるのも自分の役割だと矢内さんは感じています😋
と、一次会はここまで。
毎度大盛り上がりの二次会は今回も賑わっていましたよ!!
一歩己の会は他とは違う盛り上がりがありますが…笑
内容は矢内さんマジックで皆さん覚えてませんよね!?🙊笑
いつも面白い話を有難うございます!!
次回も皆期待していますよ✨
今回も酒の会中にpaypayやnote のサポートによる投げ銭を頂いた皆様本当にありがとうございます😭引き続き宜しくお願い致します!!
記事を読んでイイネ!と思われた方、オンライン酒の会に参加して頂いた方、是非サポートとpaypayよる投げ銭を宜しくお願い致します。
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