円滑なコミュニケーションとは
コミュニケーションが苦手
そういう人にとって人の輪を見ただけで
不安や恐怖を感じる
私も経験があります。
ヒソヒソと話す姿を見ると今では何も感じませんが、
当時の私はただとにかく「怖い」という感情に支配されていました。
何も出来ない自分に対しての嫌悪感
そして出来る人に対しての後ろめたさ
を感じていたから。
能力云々より出来ない現実がある。
でも出来る、もしくは出来なくても努力する人もいる。
そういうものに
ひどく負い目を感じて日常過ごしていました。
ですがそんな時を何年か続けてやっと
「人にものを頼むことは悪いことではないんだ」
と意識を変えるよう努力をし、
頭をさげる
そしてその都度感謝の言葉を伝える
という今まで経験の無かった勉強をさせて頂いたのです。
円滑なコミュニケーションとは
「相手に対しての "思い込み" を無くし
勇気をだして本音を話してみる」
と私は思います。
この "思い込み" とは
自分の事でも大変なのにご迷惑ではないか?
不快な気持ちにさせるのではないか?
という相手の事情です。
相手の事情なんて分かる筈もなく、たとえ分かっていたとしても判断するのは自分ではなく相手なのだから。
とりあえず自分の気持ちを話してみる。
事情を説明する。
後の事は相手の感情にお任せする。
それを何度も繰り返し、やっと身に付ける事が出来ました。
子供の頃から人に頼った事のない私にとっては本当に至難の技でした。
今でも人に頼みごとをすることに抵抗が無いわけではなく、自分で出来る事は積極的にします。
でもどうしても難しいときもあります。
その時は「頼っていいんだよ。」
と自分に許しを与える。
この世の中に誰にも迷惑をかけずに生きていける人は存在しない。
お互い様なのだから。