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「IGLの力」Vtuber最協決定戦 ver.APEX LEGENDS S6


推しを失った僕

V最S6が来た。前回の記事はこちら

しかし、ここでこんな問題がでてきた。

そう。APEXの配信者として推してきた勇気ちひろが卒業してしまい、今回はどこを見ようかと悩んでいた。とりあえずカスタム初日に見たのは次の通り。

こかげに咲くはなばな 橘ひなの・英リサ・紡木こかげ

純正ぶいすぽっチーム。はなばな+つむおじという構成。ここのコーチであるsakuさんとも相性がいい、カスタムを聞いてても楽しい。まさかこの大会でひなーのブチギレコピペができるとは……。

はぁ!?もう!なん‥チっ!パンパンっ!(台パン)もう!!腰撃ちクレーバーああああぁぁぁぁぁ!!パンパンパン!(台パン)あああああああ!!マジでしょうもない。今日イヤになったんで辞めます。もうマジでしょうもなわーーー!はああああ(ため息)あああーーあ。」英リサ「え、頭食らったの?」ひなーの「えぇ?頭?頭つーか胴だよ胴!」

ブチギレひなーの

CR寿司 猫汰つな・エクス・アルビオ・赤見かるび

フィジカルのつなと、オーダーぴか一のエビオ、そしてS5では誰からかV最に誘われないかなとAPEXをやってたかるび。そしてたまたま「ツナサラダ軍艦」「炙りえびチーズ」「旨だれ塩カルビ」という今回スポンサーのくら寿司メニューの名前と、コーチがCR_Cptというセットのため、チーム名がCR寿司とかいてくらずしと読む。

ガキとハゲは使いよう 碧依さくら・ラプラス・ダークネス・おだのぶ

ALGS(Apex Legends Global Series)というAPEX大会の文字り大会ASGS(AOI SAKURA GACHINKO SERIES)の主催者である碧依さくらと、ホロライブのツノガキことラプ様、そして久しぶりのV最参戦のおだのぶ。コーチは「遅い遅い遅い」でおなじみのうるか。なお、今回も「遅い」も言っていたがそれ以上に「ボディ近」を繰り返し言っていた模様。

結局今回メインで見ていたのは……

ガキハゲことガキとハゲは使いよう。前回応援していたエピセンチームにいたラプラス・ダークネスが栃木出身ということで、同郷ということもあり、Short動画を見たり、結構クソガキ感が好きで最近よく見てる。

なお、いろんなエピソードから県南の民だと思われる。ちなみに歌ってみたはこちらがオススメ。やっぱあべにゅうぷろじぇくとなんだよなぁ……。

あと、V最協 ver.Valo蜻蛉軍団を見てたりもしたので、今回はこのチームを応援することに。

ポイントが低いチームを引っ張るIGL

そして見ていて驚いたのは碧依さくらのIGL。個人VでASGSという大会を開いているというのは風の噂で聞いてはいたのだが、そこまでしか知らず、今回初めて見た。

1vs3クラッチ

そして自分はこの瞬間に碧依さくらのチャンネル登録をした。

このクラッチには痺れた。相手はぷれでたーと一緒

ここもルーキーであるアキロゼを積んだガキハゲと同じ経験値の低いメンバーがいる一方で、ガキハゲとは違い、プレデターしかも主催の渋ハルからしたら、「単純にフィジカルでは今大会TOP」と言わせるdtto.とマスターのメイカちゃん。このチームを1vs3クラッチした時には本当に痺れたし、そのまますぐTwitterとYoutubeチャンネルを登録し、これ以降は碧依さくら視点でみることにした。

よくわかるラプ様とおだのぶの動き

自分はAPEXをS3から始め、プラチナタッチで終わらせていたなんとも中途半端なユーザーだが、それだからこそラプ様とおだのぶの動きに「わかるよ~。わかってあげられるよ~。」という思いが強い。
自分もAPEXをやる時、ダイヤまで回していて、マスターも踏めるような人と一緒にやることが多く、最初の方はなかなかその人に追い付けず、その人がファイトしたいときに一緒にファイトできなかったり、それこそクリプトドローン回してて遅れたり、新マップの建物の構造が分からずに一方的に撃たれてしまったり……。さらに自分はもともとCSOやSF2、AVAなど爆破系を主にやっていたため、バトロワ系の戦い方も疎く、場所ごとに分かれて陣地を守りたくなってしまう。そういうのも含めて、今のAPEXに最適化されていない二人をみて、とても応援したくなった。

トロールとうるかコーチ

そして、様々なことが起きる。自分が得意とする武器を捨てる人。何の意味もなくドローンを40秒間回し続ける人。オーダーに反して先に進んでしまうまたは後ろに下がってしまう人……。そういう人をバッサバッサというのがうるかコーチ。今回優勝したFNATHEPTIONのツルギのところにラプ様が入ってカスタムをしたとき、

叶「うるかさんっていつも正解しか言わないんだよ」
葛葉「本当の事しか言わない。教えるの上手いんじゃなくて、心が無いから、ストレートに情報を伝えてくる。AIかなんかだと思った方がいい。APEX AI」

https://youtu.be/feOs6e0rCJI?si=TK6Famy_n2BV1EQJ&t=197

と言っていて、碧依さくらも大会の最後に「でも本当にうるかさんがコーチじゃなかったら、この二人にこんなに言ってくれなかったかもしれないと思うし。」と残している。

先入り安地

そしてこの碧依さくらのオーダーは先入り安地。それこそ今回はフィジカルが弱いフィジカルじゃ勝てないことは本人らもコーチも分かった上で、それならば最終安地まで残ってポイントを稼ごうというのがその考えで、カスタムでも碧依さくらの優れた安地読みによって、先に入ることができたり、本番も順位ポイントは12点と、下位チームの中ではとびぬけている。一方でフィジカルがない分、キルポイントは1点に収まった。
さらに、せっかく入った家や場所を守り切ることが難しく、総合順位は伸びなかった。

惜しくも3戦目3位の本番

  • 1戦目は20位とビリのところ、2戦目は5位であった。1戦目も2戦目もなかなか安地がすごいところで、フィジカルのないガキハゲはなかなか難しかったが、3戦目はZEUSステーションに安地が寄り、最初に予想した場所通りだったため、上を取り切り、チャンピオンかと思われた。いや、正直自分もこれはチャンピオン来たなと思った。しかしやはり、そうはいかないのがAPEX。

  • 安地収縮の圧力に負けて先に降りてしまうおだのぶ

  • 安地が近い分、物資不足でキルもなかなかできない碧依さくら

  • ヴァルキリーなのにジェットパックをうまくいかせずに落下するラプラス・ダークネス

最終安地。ちょうど降りられる真下だった。

残念ながらポジションはよかったものの、3位となってしまった。
4戦目も安地が厳しく、ヴァルキリーのウルトでとんだ先はすでに埋まっていて、限界ポジションで2ダウン。その後、うんちに集るハエのように飛び回るクリプトドローンにキレながらもなんとか蘇生に成功。立て直すも、移動の際にジップから投げられたドリルによって移動を余儀なくされ、終わった。あの呪物はいったいなんなんだ……
5戦目はキルムーブチームによって一生追いかけまわされる展開で、追っていたチームはみな粉々になっていた。これはV最協の醍醐味なので、仕方なし。

最終18位!

V最S6の最終結果

最終結果は16位となってしまったが、チームの練度としてはとても上がっており、本人たちも悔しいと思いつつも、成長が感じられ、コーチからも十分がんばったとお褒めの言葉をいただいた。
そして、最初に見ていたこかげに咲くはなばなは7位で、さらにチャンピオンを取ってひなーのが大泣き。平成の門番とか言われてたけども。
そして、CR寿司はなんと同率だけどもルールで2位に。V最では実はS2の時に同率1位があり、その後から同率の際のルールが追加。今回は「最終マッチでの順位順」だったため、CR寿司は惜しくも2位に。さらにインタビューでは、あのトロールすることでおなじみのかるびが安地で焼かれていれば1位のFNATHEPTIONにキルポを渡さずにおけたので、1位だった可能性もあるとのこと。本番とはそういうものである。
そして、V最といえばの久しぶりの結成だったBIGも惜しくも8位で終わってしまった。

APEXの知識ギャル

そして、今回話題を呼んだのが間違いなくこのAPEXの知識ギャル、神成きゅぴ。ALGSなどプロシーンの同時視聴枠をやるなど、さまざまな知識を詰め込んでおり、第1円や第2円で最終安地を予想し、オーダーしていく。

にじさんじのカジュアル企画からも知識を得る

しかも、ALGSで見た安地でチャンピオンを取り、さらに次のチャンピオンが本当にすごい。このギャル、APEXのカジュアル企画配信まで見て、チャンピオンを取り切ったのである。そのときの安地がこちら。

セノーテ洞窟のさらに左下の海に浮かぶ岩。ここが最終安地になる。そして、そのギャルがこの前見た!と言ったのはまさかのV最協パロディのV最狂。にじさんじのV最協に出てないメンバーがただただカジュアルをそれっぽくやるだけという配信だったが、まさかのこの配信までしっかりと見ており、その安地を予想してこの岩に先入りする。さらにトワ様が岩の上に登れることを見つけ、最後までそこで戦い、チャンピオンを取るのである。

ちなみに、他のチームもそのコーチも「こんな安地見たことない」というレベル。

クリプトハイドチャンピオン

そして大会当日の最終マッチ。

バチ肉が中から上を取り切り、ウルトを切ってもくだよ!めいぷるすたー★が壁に張り付く中、このちょっとした遮蔽の裏に隠れるギャル。そしてこの後1vs1vs1になってからタイミングを見計らって透明化を外し、攻撃を仕掛けてまさかのチャンピオン。何度もクリプトによる透明化ハイドはあった上、大会初戦も至近距離2人クリプトハイドもあったが、しっかりとチャンピオンまで持っていくのはさすがの知識ギャルだ。

本当にすごいV最協

こんな感じで、今回もめちゃくちゃ面白く、カスタムから大会当日まで、どこかのチームだけが強かったり、チャンピオンをとり続けているわけでもなく、今大会はさらに総合優勝したチームはチャンピオンを取ったわけでもないというのも面白い。
さらにいえば、カスタムではルーキーを積んだぷれでたーと一緒もチャンピオンを取ったことや、最弱ランドマークと言われていたクリフサイド水色うさぎも、当日は振るわなかったがカスタムではチャンピオンを取っている。
本当に渋谷ハルという男は、なんといいバランスでチームを組ませて、なんといい感じの大会をしてくれるのだろうか。毎回褒めている気がするが、まだチャンネル登録はしていないあーあ、次のV最も楽しみだなぁ……。

今までのV最協関連の記事はこちら

P.S.Vtuberの卒業について

ここからは、Vtuberの卒業についてメタい話も出てくるので、ご了承ください。













推しだった勇気ちひろ卒業した直後、周りのライバーも含めて、明らかに転生をにおわせてそっちに誘導するのが許せなかった。

これはとあるにじさんじライバーが「こんなかわいい子がいるよ」と言って、碧依さくらのリンクを貼っていたのを見た時に書いたひとこと。自分は、転生することには何も思わないが、その転生するときに転生前のファンを連れて行こうとするのは良いとは思えない。それはなぜかというと、「じゃああなたは何を推していたの?」と思ってしまうからである。まぁ、行ってしまえばVtuber原理主義者に近いものがあるのかもしれないが、やはりVtuberを推すうえで推しているのはVtuberであって、その魂と呼ばれる中の人ではないと思うからである。
となれば、転生したのだから一からそのVtuberとして始めてほしいわけで、転生しましたを匂わせに匂わせて、さらに周りまで巻き込んでファンを誘導するというのは、自分にとっては理解できない。だからこそ、今まで卒業してきた推したちに対して、転生先をわざわざ追うことをしてこなかった。今回も本当にV最協に出るまでは碧依さくらのチャンネルを登録するわけでもなく、配信すらも見ていなかった
だからこそ、今回は最初に何チームもの配信を複数窓して確認して、自分が応援したいと思うチームやVtuberを探してから、それこそあの1vs3のクラッチシーンをみて碧依さくらをチャンネル登録した。正直に言って、それが「結局きっかけがほしかっただけでしょ」「言い訳じゃない?」と言われてしまえば反論する余地はないし、すでに(狭義での)ストリーマーとしての一面がある現代のVtuberにVtuberとして云々というのが時代遅れなのもわかっているが、ここだけは貫き通したい自分のエゴなのだ。


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