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投資先で打順組んでみた

分かりにくい投資先について野球の打順で例えてみました。
では打順から発表します。

1.先進国株式
2.積極型バランスファンド
3.VIG(連続増配米国株)
4.S&P500指数連動
5.国内個別銘柄への長期投資
6.先進国REIT
7.ビットコイン
8.インフラファンド
9.安定型バランスファンド

パワーと実績がある株式投資を上位打順におき、下位は株式以外への投資になっています。

1番、先進国株式

長期的な投資信託での積立投資にむいた選択肢です。

長期的にみた場合、出来るだけ広い範囲の国の株式に投資したほうがリスクに強くなります。
全世界株式という手もありますが、新興国の株式は不安要素が多く、結局先進国の会社に買収されたりする可能性も。
政治や経済が安定してくれば新興国から先進国に引き上がることもあります。

全世界のうちのまともな投資先全てに投資するという感じは、1番バッターとしてふさわしい万能感があります。


2番、積極型バランスファンド

株式と債券のミックス投資信託で、株式の比率が多い投資信託です。

定期的に設定された比率にリバランスされるのが特徴で、勝手に価格が下がったほうを買い増しし、上がったほうを売却するということをしてくれます。
特に株式が下落した時に効果を発揮し、債券を売って株式を自動で買ってくれるので、下落をチャンスに変えることも可能。

意外と初心者向きではなく、知識はあるけどタイミングを考えたくない人に向いていると思います。
最初に考え抜いたバランスで積立投資し、お金を使いたくなったタイミングで売りに出します。
投資で難しい買い、売り、バランス調整のタイミングをあまり気にしなくてもそれなりにプラスになる確率が高め。

パワーが弱めなのが難点ですが、株式を中心としながらも下落時にも強い器用な投資先。
臨機応変な2番バッターです。


3番、VIG(連続増配米国株)

3番はアメリカの連続増配株式のETFです。
毎年配当金を増額している企業だけを集めた、株式のパッケージ(ETF)でアメリカでは古くから人気があるETFになります。

特徴は値上がり益も配当金も貰え、下落にも強めなのが特徴です。
毎年配当金を増やすのは容易なことではなく、常に成長し続けられるような力のある会社のみが投資対象になるので、世界的な下落相場でも売られにくく、下がっても必ず戻ってくる安心感があります。
増配を続けられなくなった会社は外されるのもポイント。

ETFなので積立する時、金額指定での購入は気軽にしにくく、さらにドルで買うことになるので為替レートの影響も受けます。
おかげで買い、売りのタイミングは難しいですが、そもそものパフォーマンスが高いので損もしにくい投資先。

信頼感の3番バッターです。

4.S&P500指数連動

S&P500とはアメリカ企業の優良企業を500社集めた指数で、今最も人気の高い投資先となっています。

500社の中には誰もが聞いたことある会社がたくさん入っており、VIGには含まれていないGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)にも投資ができます。
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットも認めた指数ということも有名で、彼の死後には全財産をS&P500に投資するよう妻に言ってあるとか。
GAFAの株価の下落時のダメージは大きいですが、現段階最強の国アメリカの厳選された優良企業への投資という強さしか感じない投資先です。

人気さゆえに購入方法も多く、投資信託でドルコスト平均方を使ってもよし、ETFで信託報酬を抑えてもよし、円で買ってもドルで買ってもよしとなっています。

まさにメジャーリーグからやってきた助っ人外国人、4番バッターにふさわしいと思います。


5.国内個別銘柄への長期投資

日本国内の個別銘柄もなかなか悪くありません。
買いの判断がつきやすいことと狙える利益の高さが特徴です。

経営状態を感じとりやすいのは、住んでいる国ならでは。
日本語で経営状況を確認できますし、街を歩けば儲かってそうなのか、もっと成長しそうなのかを確認しやすいです。
しかもGDP世界第三位はだてではなく、日本は世界中から注目の投資先でもあります。
もっと株価が上がりそうな会社をいち早く見つけられれば、外国投資家からの買いも入り利益もすごいことに。

個別銘柄ならば貸株報酬や株式優待も貰えるので、利益の取りこぼしもありません。
ETFや投資信託には勝手に入っている、別に投資したくない足を引っ張る会社に投資しなくてもいいのも利益アップの理由。

投資の面白さも味わえる、クリーンナップ最後の5番は国内個別銘柄です。


6.先進国REIT

REIT(リート)とは不動産への分散投資のこと。
不動産は株式とも異なる動きをし、配当が多めという特徴があります。

先進国REITならば、長い歴史を経て先進国と呼ばれるようになった国の物件全てに投資が可能。
つまり新興国の人々にとっては憧れの物件だらけなのです。
今後人口増加による食糧危機が発生すると言われていますが、人口が増加すれば人々はより良い場所に住みたいと思うのは必然。
今後も気候が安定し、作物がよく育つ場所の近くは発展し続けると考えられます。

住む人、使う人が居れば安定して配当金収入が得られる投資となっています。
今は目立っていませんが、無くなることはない中リスク中リターンな先進国REITを6番バッターに選びました。


7.ビットコイン

歴史的に新しい投資先であるビットコイン。
仮想通貨、暗号資産と呼ばれるものの中でも一番古いものがビットコインであり、人気はビットコインに集中しています。

デジタルゴールドとも呼ばれ、自国の通貨の価値に不安が出たときや世界的経済不安が起こったときには金(ゴールド)が歴史的には買われてきたのですが、新しい選択肢としてビットコインを買う動きも出ています。

金とは異なり上昇時の爆発力はすさまじく、口座送金や支払いも可能というビットコインならではの能力もあります。
ただし配当などはなく、人気度だけが価格を決めるので、有名人の一言で価格が変動したりする、不安定さも受け入れなければいけません。

7番バッターは当たれば良く飛ぶニューフェイス、ビットコインを選びました。


8.インフラファンド

インフラファンドとは主に太陽光、風力発電への投資になります。

投資先としては配当金が多めで価格変動は少なめという特徴があり、発電量と売電価格により配当金が決定され、株式ほど経営力には左右されません。
再生可能エネルギーの活用は国際連合のSGDsでも目標とされているので今後の見通しは明るいと言えます。

環境に優しい未来への投資が8番バッターです。


9.安定型バランスファンド

バランスファンドなので2番と似たような仕組みなのですが、安定型は債券への比率を高めたバランスファンドなので特徴が異なります。

基本は債券で、債券の補完として株式を利用します。
基本が債券なのでリターンはほとんどないですが、リスクもほとんどありません。

債券も1つの国に集中することなく、株式のリターンも少し組み込むことにより、長期で持てば100%プラスになると言っても過言ではないほど安定的な投資先になります。

貯金よりは物価上昇にも強いので、投資が怖い初心者からおすすめできるバランスファンドが9番バッターです。


我ながらめっちゃ強いチームになりました。
利益をあげやすい優良な投資先ばかりです。

以下特徴をまとめます。


積立向き

先進国株式
バランスファンド両方
S&P500


短期的にチェックが必要

ビットコイン
国内個別銘柄


配当が期待できる

国内個別銘柄
VIG(連続増配米国株)
先進国REIT
インフラファンド


若い人(投資期間が長くなる人)向け

先進国株式
先進国REIT
バランスファンド両方
国内個別銘柄
VIG(連続増配米国株)
S&P500指数連動


老後の強い味方

積極型バランスファンド
先進国REIT
国内個別銘柄
インフラファンド


国の政治的リスク軽減

先進国株式
先進国REIT
バランスファンド両方
ビットコイン

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