あなたの社長があなたの給料を上げない理由
利益が少ない?頑張りが足りない?
いいえ違います。
社長が社員の給料を上げない理由は「自分が得するため」です。
理由を知らなければ、あなたがしていることは無駄な努力にしかなりません。
理由を知って対策をとっていきましょう。
社長にとって給料も設備投資も一緒
会社の税金の制度上、給料と設備投資も扱いは変わりません。
税金が絡んでこなければ、社長にとって何にお金を使うかは好みの問題です。
毎月1万どうせ支払うなら、効果が高いほうに使ったったほうが得。
設備投資ならあとから売ることもできます。
それに大抵の人は他人より自分の利益を優先します。
社員のモチベーションは給料に比例しない
あなたのモチベーションは給料に比例していますか?
比例するわ!と思うかもしれませんが、人のモチベーションは給料を出さなくても上がる時があります。
仕事のモチベーションが上がる要因は給料の他に、期限に迫られる、給料が増えそうな感じを出される、誉められる、競争させられるなど。
期限にせまられて自分からサービス残業している人は要注意。
期限は守らないといけないし、頑張ってくれてありがとうと言われるし、たまにご褒美のようなものをくれるし…ではありません。
社長の思うつぼです。
会社の赤字は簡単に作れる
給料が上がらない理由として赤字だとか、利益が少ないんだとかいう社長もいますが、その赤字という言葉はあまりあてになりません。
適当な設備投資をして経費を増やすことで赤字は増えますし、もっとひどい理由もあります。
それは「社長自身の給料を増やしたから」。
適当に利益を相殺することは簡単なんです。
ほんのちょっとだけの黒字のほうが、むしろ税金上有利なので、税金対策の浪費はよくあること。
あなたの会社も細かいお金の流れを確かめたら、本当は給料を払う余裕はいくらでもある可能性はあります。
お金がありすぎる人は働かない
従業員として雇うからには、よく働いてくれるほうがいいのが当然です。
もし宝くじが当たったら、会社を辞めたくはなりませんでしょうか?
もう既に働いている人に給料を与えすぎないように、もっと働かせて下さいと言わせるような給料に設定したほうが社長にとっては得。
転職しない程度に、お金に飢えさせるという作戦もあります。
社長の周りはもっと金持ちが多い
社長が社員に還元する気になれない理由のひとつに、社長の周りには金持ちが多いという理由もあります。
社長となると、他の会社の社長との付き合いが多くなり、お金持ち自慢が水面下でおこなわれています。
もちろん個人の性格にはよりますが、どうしても1番になりたいという欲求が出てきます。
一般の人がお金持ちをうらやむように、社長も超お金持ちをうらやんでいたりします。
起業しようと思った理由が、お金持ちになりたいからなんて人も少くないありません。
結果社員にまわすお金がなくなるのです。
あなたにも出来る対策
転職以外の方法で社員としてできることを考えてみましょう。
社長の欲はコントロールするのが難しいので、できることは多くはありません。
考えられるのは、サービス残業はしない、どうしても手放したくない人材になる、期限は社長の責任にする、副業をする、プチストライキをし続けるなど。
社長を少しだけ焦らせるのがポイントです。
社長になる人はサイコパスの割合が高く、情に訴えかけるのはほとんど無意味。
給料を払ったほうがまだマシという状況を作ることを心がけましょう。
会社員にとっての生活が、少しでも良くなるよう広めていただけたらうれしいです。