「好奇心」とは無関心と恐怖の間にあるという話
好意、好奇心という感情を人は皆求めると思うのですが、特に発信者となった場合にはどうやったら人にウケるのか、バズるのかと悩ましい問題だと思います
実践となるとそう簡単に出来るもんではないのですが、論理的に分かっていると役に立つのではと思います。
脳の使用率が違う
まず無関心から説明すると、無関心という状態は生物にとって安心できる、無視しても大丈夫な状態です
無関心の状態では頭脳を使いません
恐怖は自分にはよくわからない物、先が予想できない事に恐怖を覚えます
これは野生時代からの名残で、弱肉強食の世界を生き抜くのに必要な能力でした
命の危機を感じて警戒をし、不安を感じます
無関心と逆で頭脳を働かせて即座に回避、解決する方法を探します
(IQが高い人は不安を感じやすいと言われるのですが、それは周りと比べると先が予想できないと気付くのが早すぎる為だと考えられます)
好奇心はその間でほぼ安心した状態に少しの違和感を感じる状態になります
生物的にいうともう少しで食料が手に入る、たぶん大丈夫だから初めての場所に行ってみようという冒険心です
そのちょっとした冒険には大きな価値があることがDNAには刻み込まれているんです
身近な事で例えると
具体例を考えてみましょう
ファッションの世界でオシャレと言われる服装は、何も攻めないとつまらないと言われますし、攻めすぎるとおかしいと言われ、オシャレはその間にあります。
勉強も訳のわからない学問と知っている低レベルな話には興味がわかず、ちょっとわからないぐらいの話に面白さを感じるはず
ユーモアという意味での話の面白さも、だいたい分かるけどちょっと予想できない返しに面白さを感じる
ゲームも斬新だけど分かるものが売れ、わかりにくいシステムや、もう先のわかりきったものには興味が沸かないはず
人付き合いでは初見では基本警戒態勢になる為、共通点が多かったりリラックスできるぐらいが好意的に写り、長い付き合いになると相手が少し違う世界に精通しているとその部分が好意的に感じます
好みの個人差は?
人によって好みが違うことも説明できます
人により経験と知っている知識が違う為に安心できる要素が違うという事
脳の処理能力も関係していて処理能力が高い場合は、安心できる要素に気付く能力も不安要素も気づく高い為タイミングが違います
IQと新しい物好きさは相関関係があるんですが、脳の処理能力が高い分、安心出来るのが早い為にチャレンジも早いって事なんですよね
具体的には86%の安心感が必要と考えられていて、14%の未知に脳が反応して好奇心という形で現れるんです
まとめ
という訳で届けたい相手にとってバランスのいい未知を提供できているか、不安要素をそのままにしてないかという事を考えたら、あなたの悩みは解決するかもしれません
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