ついに触れる空間デザインとは①
空間デザインの会社につきまして、
ようやく1年が経ちました。
新卒2年目です。
空間のプロフェッショナル
と
一般の世の方々
の間に今はいるのかなと思います。
空間デザインは一般の方へ。
あらゆる空間の利用者は空間のプロじゃない場合がほとんどです。
空間のプロとは空間から情報を得る、感覚を探るプロです。利用者のほとんどはそうではありません。
よって空間のプロが持つ空間へのあらゆる感覚も、普遍的な利用者のそれに基づくものであるべきです。
お客さん目線でいようねって事です。
就職して得た驚きの1つに、
空間のプロでもほとんどの人が
いい空間とは何か を言語化していない
という驚きがあります。
空間のプロとは、空間を作るプロであり、かつどんな空間にするべきかを考えるプロでもあるのかと思っていました。
しかしほとんどの人が後者には当てはまらない、そんな気がしてます。他社はそうじゃないかもですが。
イメージされた(CGパースまでできた)複雑な空間を、どうやれば作れるのか、を考えることについては皆さんプロフェッショナルだと思います。
今回はこんな方向性にしよう、が決まった後に
空間をイメージすることについても、やはりプロフェッショナルだと感じます。
人によってムラはありますが。
さらに同じ人でも時間の縛りや得意不得意なデザイン等があるとさらにムラがありますが。
その前の、今回はどんな空間にするべきか、を考えることのプロフェッショナルは少ないと感じます。
すぐ、集まりつつある要素をもとに組み立てられそうなかっこいいデザインの話、枝葉の話に行ってしまう。そんな気がするんですね。