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文化祭・押しライブ

子どもの行事は、押しのライブに行くのと同じことくらいに思って全親御さんに最優先してほしい、行ける時に行っておいてほしいと思う日でした。

小4の時から毎年合唱のピアノ伴奏をしてきたねっちは15才になりました。今年も文化祭で合唱の伴奏をします。

先生弾けないから頑張ってね 
と音楽の先生に曲を投げられ、
ピアノ教室の先生には、合唱合唱って学校がこっちに丸投げして全然見ないから、時間がなくて、うちのレッスン全然進まないし、発表会のショパンどうするの?と怒られるし、、、
「もうピアノやめる」と。ねっちはめちゃめちゃ大変だった、今回。

習っているんだったら余裕でしょって思われてそうだけど、
伴奏者たちって、いっぱいそのために練習時間とっているの。夜中まで家で弾いているの。受験生なのに勉強せず。

ねっちは残念だけどピアノがそんな好きではないみたいで
淡々と「仕事」みたいにやっている。

でもその「仕事」みたいに本場までに仕上げてくる過程も含め
私は彼女がピアノを弾く姿が美しいと思っている。

これまでいっぱいいいステージを見せてもらって
それは私だけとも限らずで、賞賛も涙ももらっている。

彼女は聞く耳持たないけれど
やっていることは同じ「音楽」というジャンルで
プロかアマチュアかワールドワイドか地方かという範囲の違いであって
感動させる という点において、あなたは、あなたの好きなアイドルたちと同じ仕事をしているよ と。




合唱は一応コンクール形式になっていて、全部終わってから「審査」に入り、優勝チームとベスト指揮者とベスト伴奏者が表彰される。

これは忖度の世界で、毎年優勝するのは3年生と決まっている。
ベスト伴奏者は、3年生で全校合唱を含めて2曲弾いた子に決まっているだろうと思っていたら
「友」 とねっちが呼ばれる。

小さい学校の小さい賞なのに、私の心がね、
BTSがグラミー賞のノミネートで自分たちの名前見つけて歓喜している映像のような状態。一番うれしかったかも。ねっちが毎日一人で遅くまで練習していたから。

次々表彰されていく3年生たち。級長がアドリブでコメントする。
ねっちを抱きしめたかったけれど、そのまま帰る。

労おうと思って、寿司を買いに行く。

しゅんは今日は一日模試に学校に行っていた。

夜、駅に迎えに行くと「勝った」とか言う。
自己採点したら点数爆上がりしていたと。
大嫌いな英語リーディングがあがったとのこと。
まだまだ全然だよ・・・(^-^;
共通テストまでもう時間がない。
今からどこまでいけるか。

お疲れ様&達成感あり の兄妹と寿司を食べる。
なぜか早めのクリスマスソング。

これで、彼らの子供時代の行事は最後で
もう「親子会」でドッチボールしたり、料理作ったり、子供たちのためにバーベキューやお化け屋敷の準備を親たちでしたりすることもないんだなと、お母さん方と話ながら少し寂しくなっていたが、子どもたちがいてくれたことで、実は楽しいことが私たち親にたくさんおこっていのです。


さて、今日は私とねっちがそれぞれ正午に、会社と自宅からスマホでトライしてみたものの、セブチの一般チケットはとれなかった。
申し込みボタンを押すとこまで行けたから、「いける!!」と思ったら、エラーでそのままつながらなくなっちゃった。

たまたま何日か前に、私とねっちが同じ休みの日に大阪でライブあり、まだ最後の一般発売があると気づき(まぁ、、もうその時点で遅いんだけど)ダメ元で、余っているあんまりいい席ではないだろうチケットでもゲットしたくて、挑戦してみようとなりました。

今一番見たいライブだし、今が一番(私の中でのセブチが)輝いている時期だし、
例えば2022年にBTSの過去のライブを見たとして「ああ、2018年のこの最高なライブに行きたかった」と思ってももう絶対行けないわけで、
なんていうか、ライブにも「旬」があると思うのです。
これが例えば数年後にセブチのライブに行けるってなっても、今と同じテンションではないはずで、そういう、ライブと自分とのベストなタイミングがあると思うのです。

一縷の「もしも行けたら。行けるかも」を夢見て、ライブ映像を見まくり、旅のスケジュールを考えたりしている時間、チケットゲットに親子で取り組む時間、、、それはそれで楽しかったです(^-^;

そんな私の姿に息子はどん引きしており、そんなことでどん引きしている息子に私が引きまくり、
なんだかんだで二時間ほど二人で話し込んでしまい、全然違う話で盛り上がってしまい、結果貴重な勉強時間を奪うという、受験生の親とは思えない失態。
「ま、この頃あんまり話してなかったしな~」と笑ってくれる息子。


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