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東京ホッピング:渋谷のトイレが進化している!(TBSラジオキャスター・柳沢怜さん)
フォーリンラブ・バービーがお送りするTBSラジオ「週末ノオト」。
新たな東京の魅力を再調査する「東京ホッピング」。2020年8月29日の放送は、いま話題の渋谷区の公共トイレ特集。
この夏から、日本を代表するクリエイターが手掛けた公共トイレが順次利用開始。今回は「渋谷のトイレが進化している!」と題して、TBSラジオキャスター・柳沢怜さんにリポートしていただきました。
今回のリポートにあたり、柳沢さんが訪れたのは、8月5日に利用開始となった、「代々木深町小公園トイレ」。
こちらは、建築家・坂茂さんがデザインされた、スケルトンの公共トイレ。
カラフルなガラスで、外から見れば確かにスケスケ。
もちろん、このままでは用は足せず。
トイレに入り、カギを閉めると、一瞬で曇りガラスに変化。
外部が遮断され、安心して用が足せます。しかもウォシュレット付き。
ドキドキ感ありのちょっとしたアトラクション性もあるそうで、正面は鏡張りになっていて、便座に座る自分が客観視でき、その点はなんとも言えない感じが・・・。
では、なぜこのような公共トイレが出来たかと言うと、それは、渋谷区と日本財団が実施するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」によるもの。
「多様性を受け入れる社会の実現」を目的に、安藤忠雄さんや隈研吾さんなど、皆さんご存じの建築家をはじめ、世界で活躍する16名のクリエイターがデザイン。その中には、NIGOさんのようなファッションデザイナーも。
そもそも公共トイレは、暗い、汚い、怖いといったネガティブな印象を持たれがちですが、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを設置しようと始動したこのプロジェクト。
柳沢さんが訪れたスケルトンのトイレも、奇麗なのかどうか心配だったり、誰か潜んでるかもしれないと言った不安を払うため。
このようなトイレが、まだ未完成のものも含め、渋谷区内17か所に設置。そのすべてが、車椅子での利用。オストメイト用設備。さらに、すべてのトイレがウォシュレット完備。どなたでも使いやすい快適な空間。しかも、ちょっと行きたくなるような。
日本のトイレは、清潔さも優しさも世界に誇る、まさに宝。
そして、バービーさん曰く「出すのは本能」。
なにごとも無かったら、多くの方々をおもてなししていたはずの今年の夏。
お散歩がてら、その精神が注ぎ込まれた日本のトイレで、清潔に気持ちよく、その本能を!
ということで、2020年8月29日の「東京ホッピング」、TBSラジオキャスター・柳沢怜さんでした!
TBSラジオ『週末ノオト』は、毎週土曜13:00-14:55放送中。
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