ニッポン全国物産展2024出展レポート
シュウマイファンの皆さま、事業者のみなさま(特に会員のみなさま)、そして、シュウマイがちょこっと気になっている皆さま…
更新が滞り、失礼しました。頭の中では纏まってはいましたが、ようやく原稿に打ち込める時間と心の余裕ができました。
昨年に続き、池袋サンシャインシティ展示ホールで行われた「ニッポン全国物産展」に出店しました。無事3日間を終えることができ、たくさんのご来場者、および協力いただいた皆様に、改めて感謝申し上げます…ありがとうございまシュウマイでした!
開催概要
ニッポン全国物産展2024
2024年11月15日(金)~17日(日)
10:00~19:00 ※最終日は、18:00閉場
東京・池袋サンシャインシティ 展示ホール A・B
〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1
入場無料
※全体の詳細は上記ウェブサイトを参照ください
提供した食べ物と飲み物
◎東京横浜シュウマイセット 4個入り 850円
小洞天 ポークシュウマイ
焼売酒場小川 岩中豚特製焼売
桃花苑 特製焼売
ミラクル 東京焼売
◎全国ご当地シュウマイセット 4個入り 850円
※日替わりで内容が入れ替わります
呼子萬坊 いかしゅうまい
華隆 ほっきしゅうまい
フク 笑福シウマイ
タコシウマイの浜福 タコシウマイ
鱗幸食品 札幌しゅうまい黄金づつみ
◎ドリンク 各600円
青島ビール(池光インターナショナル)
ぽん酢サワー(ミツカン)
つなぐ 純米酒白露仕込み(ビオサケプロジェクト)
◎シュウマイ4個+ドリンクセット 1200円
◎協賛調味料
ねりがらし(チヨダ)
全国各地のご当地醤油
結果(おおまなか売り上げを含めて)
昨年の売り上げを参考に、今年は約250食を仕入れて準備。
結果、最終日の最後は少しディスカウントしましたが…
用意したシュウマイが全て完売!
細かい集計は現在行っていますが、大まかな売り上げは、前年比2-3割増というところでしょうか。
全体としては、シュウマイを多くの人に知ってもらうきっかけができたのではないかと思いますが、ドリンクの売り上げが昨年に比べて減少。ある意味昨年大ヒット!したぽん酢サワーは、確かにドリンクのなかでは高い売り上げでしたが、昨年に比べるとおとなしめでした。
ただ、ぽん酢サワーは「ぽん酢」が途中不足したこともあり、今年は多めに発注していたため、概ね原材料を無駄なく使い切ることができました。また、提供いただいた青島ビール、オリジナルビオサケ「つなぐ」は、最終日曜日に多く出ました。やはり、休日に昼からお酒を飲めるという安心感?からでしょうか。
昨年との違い
昨年との主な違いは、以下の4点。
1:会場が展示ホールBからAに変更(メイン会場に)、しかもイートインスペースの目の前
2:シュウマイのライバル(家族?)焼き餃子協会さんが隣に、反対側には唐揚げ、ざんぎのブースが
3:9種類のシュウマイの解説ポップを作成
4:オリジナルののれん、のぼりを作成
5:ご当地しょうゆを提供し、CSO(醤油普及担当)を置いたこと
2を除いては、まず、1の影響からお客の行き来の多い場所であったこと、そして、行き交う方々にブースの存在を示すことができ、近くに来た人には3によってシュウマイのことを理解してもらうこともでき、その上で購入につなげることができたように思います。
2に関しては、シュウマイの存在が薄くなるのでは…と心配しましたが、「飲食店は隣に人気店がある方が集客になる」という定説?のためか、しゅうまいだけが閑古鳥、ということにはならず、むしろコンスタントにお客様が訪れる結果となりました。
また、餃子ブースの呼び込みの方が「シュウマイと餃子〜」というように声がけしてもらったこともあり、餃子とシュウマイをセットで購入する方の姿が目立ちました。ただ、唐揚げ人気は我々の想像以上で、隣で長蛇の列ができ、そのおこぼれ?にあずかる時間帯もありました。
あと、直接売り上げ等につながる内容ではありませんが、物産展全体の企画やトークにまつわるタレントさんたちが、シュウマイブースに立ち寄ってくれました。
CSO大谷友次郎さんは、醤油の説明にとどまらず、シュウマイ販売に多大なる貢献をしてくれました!会員メンバー以外では、唯一の3日間参加の皆勤賞!でしたー
反省点
全体としては、準備したシュウマイを完売できたことは評価できますが、以下のような反省点もありました。
1:せっかく解説文を作ったけれど、それと実際のシュウマイが対応しておらず、シュウマイごとの魅力や特徴をもっと伝えることができたように感じた
2:ドリンクセットと8個セットの掲示がわかりにくかった
3:ドリンクとシュウマイのポップが混在し、お客様がどれを見たらいいか迷う状態に
4:調理オペレーション。昨年に比べて調理人員が不足していたが、それでも機能するようなオペレーションを組み立てる必要があった
5:ぽん酢サワーの提供ももっと効率化できる気がする
お客様の導線は大まか把握できるようになったので、次回出店できるようであれば、ポップは掲示場所を想定した上での作成が必要だと感じました。
最後に
と、真面目に開催を振り返り、反省点もあり、来年開催を考えるのであれば、その点の改善を具体的に検討しなければなりませんが…
他の出店者と明らかに異なったのは、特に提供側のかかわる、外部のボランティアスタッフの多さ。3日間合計で8名の方々が入れ替わりでお手伝いしてくれました(大谷さん、会員メンバーは除く)。明らかに周りの出店者よりも異分野が入り混じる多様性?がブース内に溢れ、シュウマイの湯気などの演出?も手伝い、なぜかわからないけれど、ゆるく楽しい雰囲気がかもしれ出されていたように思います。
シュウマイは楽しい。
理屈抜きのそんなことを伝えられると、食べる側、作る側、どちらにも良い効果があると思われ、それも物産展にとどまらず、イベントをしていくべき点なのかなと感じた次第です。
基本的には、来年も3回目をやる方向で、どのようにしたら反省点を改善し、より効果が上がるものにできるか、皆様のご意見をいただきながら、考えていきたいと思います。
最後に。しつこいですが、来場いただいたみなさまはもちろん、ご協力いただいた会員のみなさま、ボランティアの皆様、差し入れ等お気遣いいただいた皆さま、そして、主催の全国商工会連合会の関係者の皆さま、本当にありがとうございまシュウマイ、でした〜(これもしつこい)。
日本シュウマイ協会 代表理事
シュウマイ潤