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ユングフラウ賞 前日見解全頭診断!

血統ローテで競馬に勝つ!どうもコミヤです。ちょっと挨拶を変えてみました笑。全頭診断で特に重視しているのは血統ローテです。前日見解のため、明日の予想とは異なる場合があります。ご了承ください。現時点の見解です。

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ご挨拶と予想理論(10/25 update)|コミヤシュウマ|note

ユングフラウ賞傾向

①人気

荒れないことのほうが珍しい重賞競走で、過去5年1人気の勝利は1度のみ。2~3人気は0勝とあまり人気の信頼度は高くありません。昨年1着のウワサノシブコは8人気の勝利でした。馬券内で考えると100倍台の人気になっていた馬が入っていることからも人気は馬券の参考にはなりにくいのが実情でした。

②枠別


枠別の偏りはそこまでありません。ただ、中枠が優勢になっている印象でしょうか。1枠はロスなく立ち回れれば複勝率は高いので有利であるといえるでしょう。今週の開催は内側が思いのほか粘れる印象で、内枠の先行馬は余計に信頼できる状態にあります。ですので、今年も5枠より内が有利になっていく可能性が高いかもしれません。

③脚質

やはり勝ち馬は逃げ先行馬が中心になるのではないでしょうか。勝ち馬も逃げ先行からのみ出ているのが印象的でした。一方差しや追込み馬も複勝圏内で見れば十分可能で、20年は単勝オッズ150.5倍の11人気だったポピュラーソングが3角10番手から3着に入っています。やはりまず考えなければならないのは浦和競馬場は直線が220mしかなく、南関東の競馬場では一番短いので特に差しが不利になりやすい競馬場なことから騎手も先行志向が高いのは事実。それだけにやはり前半が早くなりやすいので展開次第で差し馬もチャンスありです。

④所属別

 ここは大井所属馬が3勝を挙げる活躍をしています。単勝回収率はとびぬけていますね。それでも浦和所属馬と船橋所属馬もそれぞれ1勝ずつを挙げており、川崎所属馬以外は勝利経験ありです。穴として面白いのは浦和と船橋所属。普段の開催とあまり変わらない印象ですね。地元浦和の厩舎ではやはり小久保きゅう舎中心です。

⑤血統

 ミスプロ系の安定感はいいです。勝ち切れてはいないものの、サウスヴィグラス産駒は過去5年で11頭が出走し2着3回、3着2回と複勝率45%の活躍を見せており、信頼できる産駒になっています。そのほかアイルハヴアナザー産駒は1頭出走して1勝、アグネスデジタル産駒も1頭出走して2着1回とやはり好調。ミスプロ系は期待値が高そうですね。
 そのほかではフリオーソ産駒は3頭出走して1勝3着1回、ゴールドアリュール産駒やエスポワールシチー産駒も1勝ずつを挙げているのでヘイルトゥリーズン系とミスプロ系が中心になっているようです。

今年の展開予想

想定ペース:H

今年は3 ローズティアラ、5 スティールルージュ、6 ジョーストーリー、9 アスミ、12 ロマンスロードの4頭が引っ張っていき、それを1 プラチナプライド、10 ヒストリックノヴァ、11 プラチナラインさらには4 ハッピースパイラルが追いかける展開になりそうです。逃げ馬が多く4頭が馬群を、先行馬4頭が追走する馬群が、そしてそれ以下の馬群と三つの馬群が形成される可能性があります。これはかなり早くなるので差しが優勢になるかもしれません。
逃げ:③⑤⑥⑨⑪
先行:①⑦
差し:⑧⑩
追込:②④

各馬の評価

ここでは現時点での評価を記載しています。評価はSABCDで評価しています。
S=1着級、鉄板軸
A=2着以内に期待、連軸
B=馬券圏内は充分あり得る
C=外的要因によっては馬券圏内に入れそう
D=今回は掲示板まで、厳しい


1 プラチナプライド 森泰斗 55.0
評価:B

今回乗り替わりに。減速ラップをローレル賞2着で経験して好成績を残しているところからみると番手を取れればといったところでしょうか。前走は行き足が付かずに後方からとなりましたが、やはり重賞になると行き足がつかないのが顕著に現れた結果だと思っています。そうなると短縮や展開など前走と同条件ではない方がいいと言えますね。今回はハイペースになりそうなレースでの短縮、二走前のローレル賞と同じような競馬ができればチャンスありでしょう。十分に連の候補になるでしょう。

2 ピンクグラム 西啓太 55.0
評価:C

展開次第で十分チャンスがありそうですが、この馬単体で見るとやや役不足感は否めません。浦和競馬場では4着、2着と安定していますし船橋競馬場でも安定しているため、この馬と浦和競馬場の相性は良さそうですね。アドマイヤムーン産駒は極端な枠と使い詰め、そして短縮が得意な産駒が多いため穴妙味はありそうです。

3 ローズティアラ 安藤洋 54.0
評価:D

こちらも穴妙味はありそうな馬ですが、その内枠に入ったサンライズカップ(門別)では3人気を背負いながら8着と結果を残せていません。現状道悪などの外的要因で馬券になっている感があるので、晴れ予報の本日は厳しい戦いを強いられるのではないでしょうか。

4 ハッピースパイラル 御神本 55.0
評価:C

はじめての左回り、はじめての浦和競馬場ということで不安材料は多いですね。加えて内枠の昇級戦というのも今回はマイナスに働きそうです。この馬も前走は重賞→特選のダウン戦で結果を残した馬。昇級戦ではあまり成績を残せていないので、前走の成績や騎手だけで今回も活躍できるというのは少し危険な気がします。今回は8/19に昇級戦でも対抗に推したのは外枠だったからなので今回中枠では厳しいと言わざるを得ないでしょう。

5 スティールルージュ 張田昴 55.0
評価:B

張田京厩舎転厩初戦となります。前走は連続の北海道から長距離輸送という疲れからかハナを奪ったもののしんがり負け。同距離だと良績を残せていないため距離変更を好むタイプなのでしょう。前走のような中盤緩んで加速するラップよりもワンペースで減速していくラップの方が得意な馬でもあります。長距離輸送を続けた疲れが残っているかもしれないという理由でB評価ではありますが、実力的にはA評価ですね。

6 ジャーストーリー 本橋孝 55.0
評価:B

前の開催で浦和のオープン競走を制したこの馬は今回も注目の一頭になることは間違いありません。内枠に入らなかったのは残念ですがハイペースの1400m戦であればエスポワールシチー産駒の得意条件です。昇級戦も得意な産駒が多いので今回は注目の1頭となりそうです。川崎と浦和の全く違うタイプのレースで共に構想していると言う事は多少のハイペースであっても粘れる可能性は高く、直線内側で粘って馬券内と言う可能性は充分でしょう。

7 エミーブレイズ 本田正 55.0
評価:C

門別から移籍してきて2戦はともに1秒以上の大差をつけて勝利。それだけに人気が上がっていますがそれを100%信頼するのも危険かもしれません。かなり好走条件は揃っていると言えますがそれでもほとんどが差し有利の加速ラップで勝利したもの。今回の浦和競馬場は減速ラップのレースになることが多い競馬場なので、ハイペースになりそうですがそこまでこの馬に有利な展開にならない可能性があります。ひも程度に抑えておくのが無難で、軸には置きにくい1頭ではないでしょうか。

8 グラーツィア 笹川翼 55.0
評価:C

船橋の米谷厩舎に所属して二走目になります。延長で成績を残しながら同距離だった前走の東京2歳優駿で厳しい結果に終わったのはホッコータルマエ産駒らしいといえます。今回はホッコータルマエ産駒があまり得意としない短縮ローテ、牝馬で幾分緩和されるとしてもそれまで逃げていたことを考えると今回は前に行かないことが求められます。ハイペースでまくっていく競馬ならばチャンスはありそうですが、こちらも軸にはできない印象です。

9 アスミ 山崎誠 55.0
評価:D

前走浦和のシンデレラオープンで4着、それから今回乗り替わりに。船橋を勝利して適性を見せると思われた浦和だけに残念な一戦になってしまいました。距離変更が好きなヘニーヒューズ産駒の同距離というのはあまりいただけない条件。じゃーストーリーにこの同じ条件で敗れていることからも好走は望みにくく、今回軽視妥当でしょう。

10 ヒストリックノヴァ 矢野貴 55.0
評価:A

エーデルワイス賞2着から地方移籍、大井の渡辺和厩舎に入りました。東京優駿牝馬では2着と地方の適性は門別を走れただけあってやはり高めです。ドレフォン産駒が得意としている短縮と外枠ということで期待はできそうですね。今回も持続型のラップになると思うので、前走のような捲り競馬を展開することができれば大丈夫そうです。ただ、勝ちきるというのには疑問符。

11 プラチナレイン 町田直 54.0
評価:D


ここまで全てを川崎で戦ってきた川崎所属の馬です。3連勝と結果を残していますが、一度も浦和でよくあるような減速ラップでもレースはありません。そうなると持続戦と見た場合不安が残るのも確かです。まだ若いからこの短い距離で走っている感じがしているのは馬体重が減ってきていることからも明らか。大井の1800m戦あたりがベストな条件にもなってくると思いますので、三冠ロードはそこまで我慢でしょう。よって今回は狙えませんね。

12 ロマンスロード 和田譲 55.0
評価:B

評価が難しい一頭ですね。大井では確実に結果を残しているため、大井専用機のように映ってしまいますがそうでもなさそうです。そう思ったのは二走前の2歳290万以下1600m戦(不良)で、このレースは最後の3F13.2-13.5-14.2と減速ラップの中もう一伸びしての勝利でした。これはかなりの持続力を持っていないとなぜない技で、今回短縮ローテかつ外枠というマジェスティックウォリアー産駒が得意としている条件であれば激走してもなんら不思議ではありません。

現状の印

印は現時点です。その日の傾向などにより変更になる場合がございます。

◎10 ヒストリックノヴァ
○12 ロマンスロード
▲5 スティールルージュ
△6 ジャーストーリー
△1 プラチナプライド

最終結論は Twitterにて公開!
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