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アルテミスS 血統ローテ予想!
血統ローテで競馬に勝つ!どうもコミヤです。今週は天皇賞ですが、土曜日には2歳牝馬重賞のアルテミスSが行われます。一頭抜けている馬がいますが今回も展開予想、人気馬血統ローテ診断、ポイント、血統ローテ予想をしていきます。
血統ローテ予想理論についてはこちらをご覧ください。
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展開予想
想定ペース:S
逃げ:⑥
先行:①④⑨
差し:③⑤⑧⑩
追込:②⑦
逃げ馬が一頭しかいない今年はスローペースになると想定できます。6.アリスヴェリテが単騎逃げという形になるとは思いますが、先行していた1.ニシノコウフクや4.ディナトセレーネが行き脚を出して行けてしまうと前が激しくなる可能性があります。基本的には基本的には先行馬と追込みに近い差し馬が有利になってくる展開です。
人気馬の血統ローテ診断
注目の人気馬の血統ローテ的な評価を記載。今回は単勝オッズ(※)10倍以内の馬をジャッジします。評価はSABCDの五段階です。
S=1着級、鉄板軸
A=2着以内に期待、連軸
B=馬券圏内は十分あり得る
C=外的要因によっては馬券圏内に入れそう
D=今回は掲示板まで、厳しい
※22:40現在のオッズを参考
1人気 3.リバティーアイランド 1.7
評価:A
新潟の新馬戦は驚異の上がり3F31.4秒を記録しただけに1倍台のオッズとなっています。
この時期の牝馬ドゥラメンテ産駒の特徴として内枠が良いという特徴があります。これは牝馬の方が気性が穏やかであるためと推察され、好走も多いイメージです。昨年のアルテミスSでも同様にベルクレスタが、フェアリーSでもスターズオンアースが好走を果たしていることからも若駒×牝馬のドゥラメンテ産駒は内枠に入ってナンボでしょう。
この馬も同様に内枠に入ったことから大負けすることは考えにくいと判断できます。ただ、ペースが落ち着くのであればもう少し前の位置に付けて欲しいところ。新潟と比較して馬場も重たくなっていますから、6番手あたりに付けたいところでしょう。
2人気 5.ディンバランス 8.3
評価:A
早熟な傾向を示すエピファネイア産駒、前走は差しと言っても前目につけた差しなため、今回は大きく後ろからということはないでしょう。若いうちに強いのは昨年のサークルオブライフが差し切ったことからも証明されているように恐ろしい強さがあります。
この馬も前走は今回よりも得意ではない新潟芝1600mで前目につけて差し切ったのはかなり強い内容。今回は間隔もコースも枠も前走より強化されていますから引き続き連勝という可能性も十分にあり得るため差しを決める可能性は高いでしょう。
3人気 10.ラヴェル 8.6
評価:B
外枠に入ったのはプラスでしょう。キタサンブラック産駒は結局初年度の2歳重賞に出たのはイクイノックス(東スポ杯2歳S,1着)とドグマ(デイリー杯2歳S,6着)の2頭に留まるなど人気先行から抜け出せませんでした。どちらかと言うと3歳以降の方が活躍する種牡馬であると考えることができるためここでも強く推すことはできません。
もちろん買い要素もあり、外枠に入ったことや10頭立て、東京に入っていることはプラスの推し要素となるでしょう。
この馬もヒモに抑えておくのが良さそうで、厚く買えるタイプでないことは確かです。
4人気 7.ミシシッピテソーロ 9.9
評価:B
早熟、左回りということで穴であれば狙いたいところですが、今のように人気になっているのであればあまり妙味はありません。
6/26に東京で行われた新馬戦で今回と似たようなラップで勝利していることやダノンバラード産駒は父父のディープインパクトらしい2歳での強さを見せ始めていますから、こちらも抑えてはおきたいところ。
非根幹距離よりもマイルの方が強い傾向はまだあまり知られていないと思いますので、1400mをこなしたこの馬はかなり期待できそうです。
アルテミスSポイント「間隔と早熟」
2歳初の牝馬限定芝重賞として行われるアルテミスS。毎年のように早熟血統が勝利する傾向にあります。
早熟と判断されるのは基本的に「完成度の高い産駒」です。早い時期から馬体が完成し体力が他の馬よりもあるため有利になると言うカラクリです。人間も幼稚園児などは生まれた月が早ければ早いほど成長が早く身長も大きくなりがちですが、これと同様のことが起きていると考えると想像に難くないと思います。
私も繰り返しお伝えしているデクラデーションオブウォー産駒などのWar Front系やヘニーヒューズ産駒、クロフネ産駒などの米国系やディープインパクト系、エピファネイア産駒などが今の日本競馬の中では早熟血統ですね。
実際にアルテミスSを見てもエピファネイア産駒は昨年の1,3着など産駒デビュー以降毎年馬券になっていますし、ディープインパクト産駒もシェーングランツ(ソウルスターリングの半妹)が6人気の低評価を覆して勝利しています。このような早い時期の重賞は特に血統が重要になってくると判断できるでしょう。
そしてそれに関連してくるのが間隔。中7周以上が軒並み好成績を残しているようにまだあまり使い込まない方が勝利しています。特にノーザンファーム系馬主(シルク、キャロット、サンデーなど)の馬はこの傾向が顕著で、しっかりローテを計算して使いたいところで使うという使い方をしてきていますので、ノーザンファーム系の馬はぶっつけよりも間隔を開けた馬優先となります。
反対に非ノーザンファーム系の馬主は「中3〜5週」と言うのが激走のポイントになります。まさに昨年1着のサークルオブライフ(千代田牧場生産)が中5週で激走を果たしているほか、17年サヤカチャン(棚川光男氏生産)も13人気2着と激走しています。これはノーザンファーム生産馬でも同様の傾向が見られ、21年8人気3着のシゲルイワイザケ(森中蕃氏)や19年5人気3着のビックインバイオ(バイオ)などが中3週で好走と非ノーザンファーム系の馬主は間隔を詰めている馬を狙っていくのが良いでしょう。
アルテミスS 血統ローテ予想
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