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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/12/5~12/11)

先週は、年末に差し掛かり、クリスマスやおせち等の販促系の情報発信が多く、マーケティングに使えそうな情報発信は少なかったです。
googleトレンドでの忘年会ワードの先読みは伸びて来ていたり、景気ウォッチャーでの外食の数値は良くなってきているようですが、都内に関しては人流の流れがそれに比例していないのが気になります。楽観視せずに計画は練っておいた方がよさそうです。年明け以降を予測するうえでも今月は重要なポイントとなりそうです。特に22時以降の需要復活があるのか?が個人的には気になっている部分です。


・東京都内における繁華街の混雑状況および滞在人口(人出)の増減状況
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/cross-efforts/corona/people-flow-analysis

【ターミナル駅(15時)】
8月後半から比較すると全体的に微増トレンド。昨年よりも若干回復しているといったレベルで推移。

【繁華街(21時)】
歌舞伎町を除き回復傾向。先週は六本木が急激に回復を見せている。12月に入り、若干忘年会等も動き始めている感じは見られる。今後どこまで回復するか?はウォッチしていく必要はある。

・googleトレンド宴会系ワードの推移(2012/1/1~2023/12/10でデータ)

日本全体での12月10日までのデータでの先読みですが、忘年会ワードはコロナ前の2019年12月が76で、今年の先読みが80となっており、この数値だけを見るとコロナ前よりも検索ボリュームは増えていそうです。ただ11月12月の合計で見ると2019年が147、今年が128となるので、総量としては87%くらいなのかもしれません。その他のワードも9割近くは戻ってきているようですので、ピーク時の売上はそれなりに取れそうです。あとは、22時以降の需要がどれくらい回復してくるか?に関わってきそうです。

・人の流れの回復感と根強い物価高への懸念…2023年11月景気ウォッチャー調査は現状横ばい・先行き上昇
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/88b8c1275999a3aa844a91792b2f69ff00ec8047

【現状は横ばい、先行きは上昇】
内閣府は2023年12月8日付で2023年11月時点における景気動向の調査「景気ウォッチャー調査」(※)の結果を発表した。その内容によれば現状判断DI(※)は前回月比で横ばい、先行き判断DIは上昇した。結果報告書によると基調判断は「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きについては、価格上昇の影響などを懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている」と示された。

インバウンドによる人流の増加で商売が好調との声が複数確認できる。他方、一般消費者サイドでは物価高による消費性向の変化が、商売の足を引っ張っているとの声も多々見受けられる。一方で年末年始における帰省客の増加に期待する声もある。
※詳細は記事先をご確認ください。

↑ 景気の現状判断DI(全体)
↑ 景気の先行き判断DI(全体)
↑ 景気の現状判断DI(~2023年11月)(景気ウォッチャー調査報告書より抜粋)
↑ 景気の先行き判断DI(~2023年11月)(景気ウォッチャー調査報告書より抜粋)




・コロナ前の3倍、インバウンド外食市場進まない。飲食店側の対策、7割以上が未実施~第2回「飲食店のインバウンド対策に関する意識調査 2023」~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000023564.html

株式会社TableCheckは、当社の予約データ並びに20~50代の飲食店に勤務する全国の男女1022名を対象にしたアンケートから、飲食店におけるインバウンド対策動向に関する調査を実施し結果をまとめています。

サマリー
①日本人客7割で頭打ちも、訪日客はコロナ前の3倍、飲食店の客足拡大続けるインバウンド外食市場

②「ほぼ毎日」訪日客の来店がある飲食店、コロナ前から2倍に東京、京都が来店頻度トップ2。大阪は最下位

③訪日客受入れに消極的、2割の飲食店が「これ以上増えてほしくない」最大の課題は「言語の壁」、マナーを問題視する声も

④進まない飲食店のインバウンド対策、 7割以上の飲食店が未実施
効果のあった対策は「言語対応」「カード決済」に次いで「Wi-Fi導入」も

【まとめ】
対策進まない背景に、人手不足など根本的な課題 
成長市場に乗り遅れないために、IT活用で早急な対応を



・海外4か国で『日本食の認知度調査』。4か国とも1位は「寿司」。海産物を使った昭和生まれの「カニカマ」「たこ焼き」が健闘!ニッポンは魚食の国??
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000004204.html

株式会社紀文食品は、株式会社マーケティングアプリケーションズの「海外モニターアンケート」を用いて、タイ・フランス・アメリカ・ブラジルで、「日本食(和食)の認知度調査」を行っています。
寿司、ラーメン、天ぷらといったこれまでのメジャーフードにカニカマやたこ焼きが入ってきているのは知りませんでした。

【TOPICS】
海産物を使った昭和生まれの「カニカマ」「たこ焼き」が健闘!
伝統食の「そば」「すき焼き」を上回る。ニッポンは魚食の国??

【海外における日本食の普及】
海外における日本食の人気も、以下マップの日本食レストラン概数の通り、2021年の約15.9万店から2023年は約2割増の約18.7万店と、日本食の人気が高まっていることがわかります。


・3年ぶりに新三つ星が誕生!掲載数は過去最多504軒に!「ミシュランガイド東京2024」セレクション発表
~東京は17年連続、世界で最も星付き飲食店・レストランが多い都市に~https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000117133.html

ミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤは、12月5日(火)「ミシュランガイド東京2024」のセレクションをミシュランガイドセレモニーで発表しました。また、同日16時から、ミシュランガイド公式ウェブサイトとアプリに掲載しました。書籍は12月8日(金)、全国主要書店で発売しました。

「ミシュランガイド東京2024」の掲載数

・日本最大級のフードデリバリーサービス「ごちクル」、2023年の振り返り&下半期の売上ランキングを発表 !年間で523店舗をオープン、7553商品を追加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000023812.html

「ごちクル」を運営するスターフェスティバル株式会社が、2023年の取り組みを振り返るとともに、下半期売上ランキングを発表しています。法人向けの宅配市場を狙っている方は売れ筋を参考にするといいかもしれません。価格帯は昨年よりも低くなっているようです。

総合ランキング

昨年は約2,000円〜3,000円の商品が総合ランキングトップ3にランクインしていたのに対し、今年は1,500〜2,000円程度の価格帯が並びました。

エリア別No.1

「エリア別No.1」においては、1,000円〜2000円程度まで多様な価格帯の商品が並び、和食なかでも和牛・蟹・いくらなど豪華な食材が使用されているお弁当や品数が豊富なお弁当が支持されました。


・クリスマス外食についての意識調査
https://www.fancrew.co.jp/news/research/2312christmasdinner.html

株式会社ファンくるは、「ファンくる」会員を対象に、定期的に消費者の意識調査を実施しています。今回はクリスマス外食についての意識調査(有効回答者数1,019名)を2023年11月17 日~11月25日に実施しています。
※詳細はリンク先をご確認ください。
感覚的ではありますが、以前よりもクリスマスに外食をしたいといった人は減っている感じはしますね。
【調査結果サマリー】
■クリスマスのイベントとして外食したい41%、20代では半数以上
■クリスマス外食に求めるのは「贅沢さ」と「限定メニュー」
■クリスマス限定メニューを注文したい96%
■クリスマス外食は「普段利用しないお店」に行きたい52%
■行き慣れたお店でクリスマス外食をする場合、注文するものが変わる55%


・マクドナルド、世界中の店舗にグーグルの生成AI導入へ…運営が効率化し利用者の待ち時間短く
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20231207-567-OYT1T50140.html

米外食大手マクドナルドは6日、IT大手グーグルと提携し、世界中の店舗に生成AI(人工知能)の導入を進める方針を明らかにした。店舗運営が効率化され、利用者の待ち時間が短くなるなどの効果があるとしている。
具体的にどんな所に導入されるのか?は記載されていないので詳細は分かりませんが、教育等には効果はありそうな気がします。


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