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自己分析の本質

初めまして、就活ゴリラと申します。24卒で金融、IT、コンサルティング業界を主に就活していました。

初めてnoteを書く題材は何にしようかと考え続けて約1ヶ月が経過したころでした。twitterのフォロワーさんから自己分析のやり方について聞かれる機会がとても多くなりました。

私自身、自己分析ということを意識的にツールなどを使って行ったことはありませんでした。しかし、業界を決める時、就活の軸を決める時には必ず意思を持って決断していたことに気づきました。

つまり、私は無意識に自己分析をしていたのではないかと思います。当時の頭の中を思い出しながら、その考え方を言語化する良い機会となると思い、自己分析というものを初めてのnoteの題材に決めました。

今回の記事では、「自己分析とはなんなのか」「私が行った自己分析の例」を元にあなたの自己分析の一助なるような内容となっております。

よく人材会社などで開催されているセミナー等では、過去に着目した自己分析が多いのですが、今回の内容は自分の意思決定(就職の軸や業界決定)に関わる自己分析だとおもっていただけると嬉しいです。

抽象度がかなり高い内容ではありますが、なるべく具体に落とし込んでみたので、参考にしていただけると幸いです。

私のtwitterアカウントはこちらです。就活相談から模擬面接、ES添削など基本的に就活に関わることすべてに対応しているアカウントとなっております。
(今回の記事についても疑問点などあれば是非DMください!)


自己分析とは


自己分析とはズバリ「自分の心の声を聴くこと」だと思います。心の底にある欲求を表す(言語化、可視化)することが自己分析です。
つまり、自己分析は就活のためのツールなんかではなく、世界で一人しかいないあなたが人生を「どう生きたいか」を考えることです。

私が就活を始めて2ヶ月ほどでコンサルティング会社に内定を頂けた要因はこの自己分析を就活関係なしに常にしていたことが大きいと思います。

本質的な自己分析

先ほども述べたように自己分析とは自分の人生を「どう生きたいか」ということを追求するものだと思いますが、就活の攻略ツールのように扱われているのが現状です。(もちろん就活をする上で必須です)

ただ、内定をもらうための自己分析は正直言ってつまらないです。就活は通過点にすぎません。(偉そうなことを言ってごめんなさい)
就活をしているあなたは人生の岐路に立っていることは間違いありません。ただ、就活は人生のゴールにたどり着くために必要な乗り物(企業)を決めるだけのことです。

つまり現時点で自分がどんなゴールを描いているかによって選択する業界や企業は大きく変わります。
(自転車なのか新幹線なのか)

具体的な自己分析方法

ここまでかなり抽象度の高い話をしてきたので、自己分析を一度、具体に落とし込みます。

人生のゴールを決める

まずはゴールを決める。そもそも「どう生きたいか」というゴールがないと、自分がやるべきことが見えません。
ただ、このゴールを決めるのが非常に難しい。その理由は単純です。

「どう生きたいか」ではなく「何になりたいか」ということを考えるからです。

人生のゴールを「何か」にすると「何か」になった途端にあなたの人生は終わってしまうのでしょうか。終わりません(終われません)。あなたがなりたい「何か」はあなたの「どう生きたいか」の入れ物にすぎません。

(すでに、何かになってしたいことがある方は自己分析はほぼ終わっているので、このNoteを閉じて、すぐに目標達成に必要なことを探して実行してください。)

少し脱線してしまいましたので話を戻します。
じゃあ「どう生きたいか」をどうやって考えるか。それは、「なりたい状態」をイメージしてください。
「なりたい状態」なんて、ほとんどの方が「好きなことをやってたい(お金を気にせず)。」と思うのではないでしょうか。
それで良いです。そんな単純な欲求を現実にするために自己分析は存在します。

理想を現実に!そのために自己分析は存在する

先ほど述べた「好きなことをやってたい(お金を気にせず)。」を実現するためには「自分の好きなこと」「やってたい」をより具体化していきましょう。


具体的な名詞と動詞を考える

今回は「自分の好きなこと」=「旅行」、「やってたい」=「行きたい」ということにしましょう。この名詞と動詞は各自で決めてください。
名詞と動詞が決まったら次は、「頻度」「期間」「場所」など様々な軸からこの「旅行に行きたい」ゴールを具体化していきます。
「頻度」は年に2回、「期間」は1週間、「場所」は海外としましょう。
そして最も大切なことがこの状態をいつまでに達成したいかを考えることです。
50歳の時にこの状態でありたいのか、今からこの状態でありたいのかによっても選択肢は大きく変わります。

私の場合、社会人になってすぐにでも上記の状態になりたいかったので、その状態を満たせる職業は何かということで業界決めや企業分析を始めました。(起業という選択肢もありましたが、結局は就職という道を選びました。)

実現するためには

年に2回、1週間、海外旅行したい私は、次にその状態になるために必要な要素(お金や時間)を考えないといけません。

1週間海外旅行するのに必要な費用は経験上、大体20~30万円くらい
海外旅行を年2回するために必要な費用=20~30万円×2=40~60万円
つまり、1年で40~60万円を趣味に使えるくらいの稼ぎがないと実現できません。

そうなると新卒でも500~万円もらえる企業に入りたいと考えました。(論理が少し飛躍していますが)
そんな企業を探したところコンサルティング業界に条件を満たす企業が多いことが分かりました。
また、1週間という休みをまとめてとれる仕事というのも条件になります。そうなるとプロジェクトごとに休みを取りやすいコンサルタントという仕事がマッチしていると考えました。
以上の理由から業界をコンサルティング業界に絞りました。

もちろん、この意思決定の背景には多くのコンサルタントや他業界の方から情報収集、考えたりすることが好きな自分の特性があります。
これをしない人が多すぎる!実際に働いている人の話を聞く機会は自分から取りに行くべき

上記は私の場合ですが、あなたも自分のなりたい状態をイメージし、その状態になるために必要な(無数にある)要素を考える。要素を満たすことができる業界や企業を探す。これだけで立派な自己分析ができます。

後は、その企業に受かるために必要な力をつけていくだけです。
(力の付け方や自分の強みの発掘は別の記事で書こうと思います。)

ゴールはいくつあっても良い

この記事では、自己分析の本質について説明しました。二度目になりますが、自己分析は就活のためのツールなんかではなく、世界で一人しかいないあなたが人生を「どう生きたいか」を考えることです。

先ほどから述べている「なりたい状態」は1つではないと思います。短期的や長期的など様々な視点から出てくる「なりたい状態」で上記のように具体化し、要素に分解していきましょう。

自分が思いつく限りのなりたい状態を考え、(優先順位やバランスを加味して)それらを達成できるために必要なことを考えることが大切です。

せっかくの機会なので、日頃意識していない「自分の心の声を聴くこと」を実践してみましょう。

このnoteについて疑問点などございましたら、上のアカウントにDMしていただけると嬉しいです!





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