ESセルフ添削note
初めまして、就活ゴリラと申します。24卒で金融、IT、コンサルティング業界を主に就活していました。
今回の記事は「ES添削を頼むのが面倒な方」、「ESを人に見せられる状況じゃないよ!という方」向けにセルフES添削のポイントを10個紹介します!
ESセルフ添削のポイント
ここから10個のセルフES添削のポイントを紹介していきます。このESセルフ添削はあくまで超基本事項ができているかの確認です。
既にやってることや当たり前のように思えることがあると思いますがご了承ください!
1.誤字脱字
誤字脱字の確認方法は主に「音読」「校閲」の2種類
誤字脱字の確認に限らず、音読をすることは自分の文章のミス発見に役立ちます。
私は書いたESは必ず2回は読むようにしていました。
Googleドキュメントに貼り付ける 自動で誤字や句点の修正をしてくれます。 Wordでも校閲ができます。
完璧ではありませんが、比較的精度は高いと思います。
2.調の統一
『ですます』か『〜だ、である』が統一されているかを確認してください。
『ですます』調が急に『~だ、である』調になると読み手は違和感を感じ、かなり悪い印象を与えます。
こちらも音読などをすることで対策することができます。
3.数字の統一
数字の「半角と全角」や「漢数字と算用数字」が混ざってないかを確認してください。
数字の大きさが異なることは読むうえでは対して問題はありませんが、文章としての見栄えはあまりよくありません。
4.エピソードの抽象度
ESは限られた文字数であなたをアピールしなければなりません。ありきたりな内容で文字数を無駄にしていないでしょうか。あなただけが語れる内容がそのESに入っているでしょうか。
抽象度の高いエピソードは形容詞が多い傾向があります。その部分を自分の言葉や数字で表すことで具体化できると思います。
添削をしてよく見るのが、「様々な工夫したため全国制覇できた」のように工夫が具体化されていないものです。全国制覇をした実績はとても素晴らしいです。
しかし、企業が見ているのは、「あなたは目標の達成の為に、どんな工夫をしたのか」ということです。
他にも、
「コミュニケーションを取った」→「どんな?」
コミュニケーションの取り方は千差万別。あなたがコミュニケーションを取るときに意識したことを書きましょう。
「貴社の事業は」→「どんな事業?」
なるべく原体験に関係する事業をより具体的に書けると良いです。
5.論理
添削しているとよく見るのが
「私の団体はこのような目標を掲げていた」→「私は以下の施策を行った」この文章は明らかに論理が飛躍しています。
目標→課題→施策→結果の流れを意識することで論理の飛躍や破綻を防ぐことができると思います。
その大きな流れの中で、「なぜその目標を立てたのか」「施策のどの部分がターゲットに効いたか」などオリジナリティを出していくことで論理性と具体性が高いESになります。
6.1文の長さ
ESを書いていると長々と文章を書いてしまいがちです。(私はこのミスがとても多かったです。)
人事はたくさんのESを読むので、長ったらしい文章は印象が良くありません。
接続詞などをうまく使う、文章を構造化(7)することで長ったらしい文章をコンパクトにできます。
7.構造化
文章を構造化することで格段に読みやすくなります。
・ナンバリング
複数書くことがあるならまず初めに何個あるかを明記することで読みやすくなります。
具体例:「工夫した点が2つある。1つ目は〜だ。2つ目は〜だ。」
・結論ファースト
結論を先に書くことで、伝えたいことがはっきり伝わりやすくなります。
8.定量化
定量化という言葉は簡単に説明すると「事柄を数字で示せているか」ということです。
定量化できるものは数字で表すことで説得力が増します。逆を言えば、定量化できていないと説得力がないESとなります。
例えば、ガクチカによく使用されているSNS運用は数字で話すことができないと他の就活生と差別化できません。また、『3倍になった』などを使うなら元々の数を示さないと3倍の凄さが伝わらない (1人から3人でも3倍と言える)
9.ら抜き言葉
意外と見逃しがちなのがら抜き言葉。普段から意識していないとESでもら抜き言葉を書いてしまします。
こちらも音読などで対策できると思います。
私はら抜き言葉が怖いので、「できる」を使っていました。
10.取り組みの期間
ガクチカなどのエピソードの期間を明記することで全体像のイメージがしやすいです。
期間を書いていないからといってESの落ちる要因になりませんが、人に読んでもらう文章なのでなるべく読み手がイメージしやすい内容を書くことを心がけましょう。
まとめ
今回の記事ではESを自分で添削する「ESセルフ添削」をする際に必ず見ときたい10個のポイントを紹介しました。
まずは以上10個をチェックしてみてください!
チェックできましたら、他人(私でも構いません)に添削してもらい、どんどんESを磨き上げていきましょう!