#14 面接を上手くこなしたい
というのは誰でも思うこと。
OB訪問や企業セミナーでの質疑応答でよく聞かれるのが
「これから就活までの間、何をすればいいですか?資格とか取った方がいいですか?」
という質問。
資格は取らなくてよい。もし企業がその資格を必要とするのなら、その費用や時間は企業が負担するべきでしょ?
なので僕は「なるべくたくさんの人と喋りなさい」と伝える。
「三番目~五番目くらいに仲の良い知り合いと飲みに行きなさい」とも。
あなたにとって一番の友人は、当然ながらあなたの良き理解者である。
あなたの事を好きでいてくれて、あなたのニーズをなるべく汲み取ろうとしてくれる。
けど就活で会う面接官は違う。
あなたの言うことを聞き取ろうともするし理解しようともするが、あくまで特別扱いはしない。
なので、あまり仲の良すぎない友達とたくさん喋ることをおススメしたい。
どの会社が第一志望なのか、それはなぜなのか、将来何になりたいのかどうしたいのか。
そんなことをあまり仲の良くない友人にちゃんと伝えることができ、彼がそれを十分理解すれば、あなたのプレゼン能力は十分であると言える。
我々プレゼンのプロでもそうだがプレゼン前にはリハーサルを最低3回やる。
一回目は全然ダメ、二回目もわかりづらい、三回目でようやく形になることが当たり前。なので就活生のみんなはなるべく口に出してプレゼンする練習をした方がよい。
その相手として「あまり仲の良くない友達」が適切なのだ。まったくしたない人にプレゼンするわけにもいかないしお父さんお母さんにプレゼンするのは恥ずかしいし。
そうやって「アウトプット」を何回も何十回も積み重ね、ろ過し、残った純度の高い言葉を大切にしていくという地道な作業こそが面接成功への近道なのだ。
ズバリ、面接とは練習の賜物である。
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