#10 「PR」と「炎上」〜青汁王子三崎優太に例を見る〜

これを就活コラムにするのが適切かどうかはわからないがとりあえず。

広告活動の一つに「PR」がある。PRとはパブリックリレーションズの略だが、まあ詳しくはいっぱいググってくれればいいとして、要は有益な情報だから広告しなくてもみんな広めてくれるよねーって事だ。

もちろんそんな都合の良い話はそうそうないので、こちら側としてはあーでもないこーでもないと議論しながら、PRの切り口を探していく。

そしてたまに「やりすぎて」しまう。それが炎上商法と言われたりする。

広告業界から生まれた言葉だと思うが、最近巷でもよく耳にする「バズる」っていうのの一部にこれも入る。


これは広告業界に働くすべての人、及びクライアント、ついでにこの業界を志望する学生に口を酸っぱくして言いたいが、


バズることを目的にしてはいけない。それはあくまで手段。である。


つまり「目立った先に何を伝えたいの?」ってこと。

ただ目立つだけなら大声をあげればいい。でも、そこで何を伝えるかの方が大事なのだ。

先ほど、青汁王子こと三崎優太がこんなTweetをした。

1時間あたり20000を超える勢いでRTされ、最終的には100万に近いところまで行くかもしれないと僕は読んでいる。

青汁王子こと三崎優太も僕が前述した内容はよく理解していて、あくまでこのTweetは目的ではなく手段である。

この動画は「日本の闇を解き明かす」的な括りで終わっているが、おそらく目的はそれではない(ていうかそれだったらマジでがっかり)。

きっとこの動画で大量のアホな若年層&N国に投票しちゃった左翼層的なフォロワーを大量に得、なんならYoutuberデビューもし、ついでにいうと暴露本のような自伝も出しマネタイズしていくはず。

N国からの出馬まで行ったら本当に面白い笑

PRとは、刺さる層に向け文脈を計算する必要があるが、今回の青汁王子の戦略は正直完璧に近いと思う。

やっていることは過去の成功例のコピー&ペーストの足し算なのだけど、それもまた、コミュニケーションとして見れば正しい。騙される方が悪いのだ。





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