【2食目】日本一の親子丼
を自称する店を3軒以上知っている。
親子丼屋さんはなぜか日本一を名乗りたがち説を水曜日のダウンタウンあたりに投稿すれば採用されるのではないかと錯覚するほどに。
ただ、赤坂はやしの親子丼は日本一を名乗ってもまあいいかなとも思う。
まず店がおしゃれ、暗い。囲炉裏の側で食べる親子丼は、風情がトッピングされてより美味しく感じる。
鶏は炭火で焼いているのだろう。口の遠くから炭の匂いを感じる。
ダシの効いたふわふわのたまごの上に、卵黄のみがさらに載っている。はやしの親子丼には子供が二人いるのだ。
前の記事で「メニュー数が少なくい店の方がオペレーションが洗練されて美味い」と力説したが、はやしに至ってはランチメニューが一つしかない。
選べるのは少なめか普通か多めだけ。シンプルである。
夜は高くてなかなか手が出ない名店にリーズナブルで入れるのが、ランチめぐりの最も楽しいところの一つであることに異論はないはずだ。
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