巫まろはZOCに入って災難ばかりだったので振り返るー巫まろ(福田花音)というアイドルの勇退に寄せて
1、序文
ZOCから巫まろが脱退することが決定しました。また、これでアイドルを引退するとのことです。
みなさんご存知ZOCは波乱だらけのアイドルです。そもそも大森靖子が社長を務めている事務所に所属し、大森靖子がプロデューサーを務めているグループの中が平穏なわけはないのです。それは大森靖子の不安定で身勝手で人間らしい美しさをもつ曲を愛好する人なら想像できるはずです。
巫まろは前世から大森靖子の楽曲が好きだと公言し、ハロー!プロジェクトでは定年だと噂程度に囁かれている25歳から2度目のアイドル活動をスタートさせました。パワハラや不倫報道など様々な試練に直面しながらも、精一杯の笑顔を届けてきました。
今回、彼女の新たな一歩を見送るために、ZOCでの道のりを振り返ります。
巫まろがZOCに加入したのは2020年3月のことでした。ZOCではじめてno
途中加入メンバーでした。加入時から歌や踊りは群を抜いていました。
初登場はYouTubeでライブ配信でサプライズ。ソロ曲「まろまろ浄土」は歌も踊りもハイレベルで、テロップが書いていないのに歌詞が聞き取りやすく、ハロプロっぽい歌い方で多くの方を魅了しました。アンチを受けやすいと公言していますが、まろのスキルは認めていたと思います。また、ハロプロ時代を知らないひとでも一瞬で中毒症状になった方も多いのではないでしょうか。
強キャラが仲間に加わると言うことで、プリキュアの追加戦士になぞられていたことも思い出深いです。
加入時、ZOCでは兎凪さやかが脱退したばかりでした。同じく「可愛いキャラ」で「メンバーカラー白」のまろが入ったことは、偶然の一致にしてはよくできてる話。「さやぴが可哀想」「さやぴの衣装を着るな」など、ZOCの古参ファンはざわざわしていました。
そんな巫まろ、加入時期がコロナとバッティングしたため、なかなかライブでのお披露目がなく・・・。そんな中、彼女はZOCでたくさんの苦難が待ち構えていました。
2、苦難との戦い
◎戦慄かなの脱退のときのとばっちり
2020年7月、戦慄かなのが大森靖子と対立。メンバーがTwitterで喧嘩を起こしましたが、巫まろはこのとき意味深なことをTweetし、炎上。巻き添えをくらいます。藍染カレンのように沈黙をするという選択ができず、首を突っ込むのがまろらしいです。
詳しくは→
◎パラハラ音声流出報道
2021年8月、巫まろと大森靖子と思しき音声が流出しました。
この炎上、結局どうなったんだっけ?と思っている人いませんか。
火消しとしては2通りのことがありました。
①MV「僕達のおんがく」公開
②ライブレポート
が上がりました。①については炎上した次の日に爆速でUPされていたので、スピード感にびっくりです。目を腫らしているように見える巫まろが映っている映像は「無理矢理やらされているのでは?」とファンの間で話題になりました。
詳しくは(この記事本当にいい記事なのに全然伸びない・・・)→
◎不倫報道の波紋
巫まろはBISHプロデューサーの渡辺淳之介と不倫していると報道されました。
ちょうどそのとき、ZOCとBiSHのコラボが多い時期でした。(それ以降コラボしているようには見えないけど・・・)
詳しくはこちら→
アイドルらしからぬ行動、不倫!!という点で否定的な意見も多くありましたが、その後ライブで土下座をし、「音楽で返していこう!」で無罪放免。
◎戦慄かなの、まろのライバルをアイドルにスカウト
元ハロー!プロジェクトで惜しまれつつも引退した島村嬉唄が「きゅるりんてしてみて」というアイドルに加入し、カムバックしました!
(※きゅるしては戦慄かなのがつくったアイドルグループです。メンバーはミスiD出身者3名、ハロプロ1名、素人1名という構成でとてもZOCっぽい。すでに戦慄かなのはプロデューサーから退いています)
ハロプロ時代の福田花音 島村嬉唄のスレでは以下のようなコメントが見られます。
また、Yotubeでは福田花音が「(島村嬉唄は)あざとい」と指摘し、周りの大人を困らせるという映像が残っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=YAPg6k-jaSg
島村嬉唄がアイドルにカムバックするという知らせとともに、一時的にまろはアカウントを消しました。因果関係は不明です。
◎卒業前の大騒動
西井万理那が裏垢で大森靖子の動画を誤爆したのがはじまりでしたが、まろはその炎上騒ぎと同時にインスタライブで不満を口にし、退所することになりました。
インスタライブでは、自分のことではなく、最後まで18歳のメンバー、鎮目のどかのことを気にかけていたのが彼女らしいと思いました。
3、彼女の強さ
様々なトラブルがあったまろ。引退の仕方もお世辞にも円満と言えませんでしたが、引退時の文章は「卒業」するかのような完璧なアイドルの文章で締めました。
彼女なりの「アイドルの終わり」の心遣いだったのだなと思います。
4、巫まろありがとうございました!(個人の意見)
彼女のアイドル人生第二章の幕が降りました。これは新たなアーティスト人生のはじまりでもあります。
次は、巫まろという名前なのか、福田花音に戻すのか気になります。私はまろは福田花音って顔っぽいと思うので、本名に戻しての活動だと嬉しいなと思います。
私は彼女のことが好きでした。
精神年齢が子供のまま止まっているという一面が魅力だと思います。たくさんのトラブルも、不倫も、「ああ彼女らしいな」と思えるものでした。大人がこれをやっていると思うとちょっと考えが足りないと思いますが、キュートな女の子が引っ掻き回しちゃうのは許せるなと思います。
少し舌っ足らずで語尾が伸びるしゃべり方も、少し私服がダサいところも、ふくよかな体型も、彼女のどこを切り取っても「女の子」だったなと思います。
ふらふらとしていて、気付けば変な男にひっかかりそうな危うさがある子だなと思っていました。一時期は迷走して「恋愛失敗キャラ」みたいなところを公言していましたが、幸せになってほしいと思います。
大森靖子×巫まろ は女の子同士で相性が悪かったのではないでしょうか。女子校のような不毛な争いが起こっているなと思いしたが、それは同族のものもあったのではないんかなと思います。こうした争いは、女子校だったり、美容部員だったり、看護師だったり、どこでも女社会だったら起こりうるものなので。アイドルだったのが良くなかっただけです。大森靖子はまろに対して、嫉妬を感じていたと思うし、逆に彼女の美声に頼りきっていた部分もあり、毒親と子供のような関係になっていたんじゃないのかなと思います。
まろの歌い出しというのは本当に良かったなと思います。
ヒアルロンリーガール
わがままぱじゃま
みたいな曲をいっぱい歌って欲しかったなあ。
これからも彼女のすてきな旅路に心を寄せ、彼女の未来への一歩を応援したいと思います。