バチェラー4は港区系男子の累計の恋愛を見ているみたい。コウコウさんは何を恐れているんだろう?
バチェラーは「自分が出たらどんなことをするんだろう」と思ってみている。
今回のシーズンでは、エピソード6までを観て「あ、これ無理だ」と思った。
最初はスマートで知的な、自分にストイックな男性だと思っていた。今では、内に拗れた自己愛を抱えている面倒臭い性的倒錯している港区系男子の累計としか思えない。
バチェラーとしての「手の届かなさ」がなく、スケールが小さい。私はコウコウさんとは会ったことがないけど、コウコウさんっぽい男性とは何人も出会ったことがある。ベンチャー企業でインターンをしていたときはほぼ毎日そういう人と仕事をしていた。
彼らは総じて「目の前にいる若い女を人間扱いしていない」という違和感がある。表面上は男女平等に、博愛主義の紳士として振る舞っているが、女性からの話を聞くのも「(一応俺が話を聞いて肯定してあげるけど、そういうのって女の子好きだよね)」みたいな感情が透けて見えるのだ。
エピソード4から始まるキス事件では、桑原茉萌さん、青山明香里さんという二人の勇敢な参加者が正面からコウコウさんのスタンスについて問いただしていたが、コウコウさんは「正義」とか大きい言葉を使って煙に巻いていた。女ってすぐ感情的になるよな、みたいな空気が含まれていると感じたのは私だけだろうか
コウコウさん自身は「俺はロジカルに説明している」というドヤ顔だったけど、裏切られたと感じた相手に対して、まずは認めて謝罪するのが先ではないだろうか。
自分の失態を絶対に認めないという態度だったので、話し合いを打ち切り、帰国を決めた桑原茉萌さんは英断だったと思う。
コウコウさんは、女性と話すとき、その人のパーソナリティを掘り下げようとしない。
医者や社会学者という個性的な方が参加されているのに、その面白さを掘り下げることなく、「家族の話」「自分をどれだけ好きかどうか」「スキンシップに耐えられるかどうか」という軸で判断しているような気がする。
自己表現したり、コウコウさんとぶつかった人から落ちていくというシーズンで、結局何もせずコウコウさんを誉めたてて待つ女をしている人が残りの3人に選ばれている。
コウコウ35歳。モットーは自分が変われば世界が変わる。うーん。そういえば、この顔、どこかでみたことがあるような……
っあ、千鳥の大悟だ!
気づいてしまってから、もうその顔にしか見えなくなってしまった。
エピソード4~6は、彼が顔でのみ女を選んでいて、それを他の人落ちる人を落とす理由をつけるために女と接しているようにしか思えなかった。
残った3人はキャラは違うが従順なタイプ。医師や社会学者などの言語化してズバズバと話をするタイプは適当に理由をつけてお別れしたとしか思えない。坂入さん、めっちゃよかったのに!!
本命と思しき藤原望未さんに対して、「自信がない子だ」「学校卒業したばっかりだもんね」みたいな感じで、年下ウハウハしているところが気持ち悪い。のんちゃんだってつい最近まで学生だったらしいけどもう25歳じゃん。
同棲経験を何度も聞いてくるけどなんのコンプレックスがあるんだろうか?
Twitterで「俺は傷ついてないぞ!」「挑戦した方が勝ち!」といって虚栄をはっているのはどこかの大学生みたいだ。もっとスマートでいてくれ。坂東さんがスマートすぎて、同じ空間にいるんだったら坂東さんと恋したいわ!と思う。
ただ、バチェラー4は他のシリーズとは違って女性が仲がいい!
嘉瀬美月さんがバブリーメイクしかしていないのをいじられたり、それでメイクのやり方を教えてもらったり……
シスターフッドを感じる。
トラブルメーカーっぽいと初手で思った休井美郷さんも、みんなから愛される「あざとい女子」だった。もう松本妃奈子さんに関しては、周りをフォローしようとする性格が良すぎて友達になりたい……
彼女たちと仲良くなりたいから、という理由でバチェラーに参加したいんですけど。。
バチェラーと話してみてダメそうだったらシンディーみたいに途中離脱してもいいし、中野綾香さんみたいに家族に会う前に計画的戦線離脱するんで。。ね、ダメでしょうかね?