ZOCアンチに物申す

私はZOCアンチで勘違いされているけど、基本的にはZOCのことは好きだ。
私のスタンスは「ZOCってめっちゃ良いアイドルだけど、些事に感情的になる人間のせいで勿体無い。それってプロフェッショナルとしてどうなの?」である。

評価している点は以下の通りである。
・楽曲センス
・コンセプトの作り方
・メンバー
・メンバーのアプデ
・メンバーのSNS運用センス
今でも「断捨離彼氏」で香椎かてぃが担当した衣装のレベルの高さは忘れられない。

逆に、「これってどうなんだろう」と思う点は以下の通りだ。
・公式のSNS運用
・共犯者の立ち位置のぶれ
・人間関係トラブルを全部公式のプレスに出すところ
・パワハラ疑惑が起きたときの事後対応
・メンバーの不倫が発覚したときの事後対応
・メンバーが脱退したときの対応

そんな私でも直近の2種類のアンチコメントは看過できなかったのでコメントしていきたい。
一度トラブルを起こしたグループだからって何がなんでも叩いていいとするのは違うと思うの!

アンチコメント①大森靖子の容姿・年齢に対するもの

私、アンナカリイナは再三「大森靖子はメンバーではなくてプロデューサーに徹した方がいい」と伝えているが、それは大森靖子自身がクリエイターでソロ活動向きな人であり、グループ活動をした時に人間関係で一定波乱を呼ぶことが想定できるからという理由である。
大森靖子の中でどこかしら「可愛い女の子に対しての恨み」のようなものがあると思っていて、グループ活動をしていく中で恨みが何度かふつふつと沸き立つ瞬間があると思っている。かたや「可愛い女の子」として生きてきたメンバーたち。これがトラブル起きないわけはないと思う。
人気が絶頂の時のZOCの勢いは凄まじかった。いずれも大森靖子が作詞作曲しているにかかわらず、自身のソロとは違うファンがZOCには加速度的に増えていく。これがルッキズムでなければなんといのだろう。自身が希望としていたアイドル活動をしていく一方で、傷つくことも多そうだった。

パワハラ疑惑音声だって元を辿れば『新作のMV に「ビジュ優勝」というコメントがついたから』がはじまりである。

(詳しくはこちら)

すなわち、ルッキズムかつエイジズムを振りかざす暴力的なコメントは許容してはならない。
このコメントはただ「私が見ていて不快だから若い女の子たちだけを集めて踊らせろ。でも、楽曲は提供してよね^^」に見える。

大森靖子はもともとシンガーソングライターとしてルッキズムに対するアンチテーゼを歌ってきたひとだ。
外見や年齢を問わないスタンスだからこそ生まれる曲があって、その世界で楽しませていただいているのだから、そこの主義については1コンテンツの消費者が侵すことはできないだろう。

アンチコメント②メンバーの性別によるもの

トランスヘイターが多すぎてびっくりしている。
そして、トランス差別は許してはならない。女子ばっかりの処女性を愛するオタクならば48グループにでも行ったほうがいいと思う。

大森靖子プロデュースの椿宝座のコンセプトを見てほしい。

原始、人間は生まれながらにして圧倒的に特別だ。 同じ心などないことを、もっとおもしろく、もっと美しく、極彩色の日本へ。

そもそもZOCのトラブルの大半は「女子校」だから起こることだと考えている。
大森靖子との関係性の中に男性の目線が入ることは悪いことではないと思う。はうきなんて、基本全部の運営を小馬鹿にしているような態度をしているので(いい意味)大森靖子に対しても物申せる数少ない人間になるんじゃないか。



さて、大森靖子のオタクは妄信的な人が多いので、過去のトラブルや運営への不安を言ったら「アンチは失せろ!」などと批判的なコメントを飛ばしてくるので困っている。だから過去のnoteを全部有料にしたのだ。

最近のジャニーズでも宝塚でも、なんなら政治でも言えることかもしれない。
「ジャニーズが好きならジャニさんの悪口を言うな!告発者は賠償金目的でサイテー!」
「宝塚に耐えられなかったら一人で辞めれば良いのに!自殺者は舞台出演者やスタッフへの迷惑を考えないで自己中心的な人!」
団体を盲信する従順な態度こそがオタクであるといつからなったのだろうか。
ジャニーズが好きでも性加害を否定してもいいじゃないか。

こんなんだから、とても勢いがあったZOCは、大森靖子の従来のオタク層と、メンバーに惹かれた新規参入層で分断が起き、かつてのトラブルで心砕かれた人間にとっては再始動はあの日に見れなかった世界の残像が胸を掠めて辛くなってしまうんだろう。


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アンナカリイナ
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