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広告飽和社会、リアルな接点で集客せよ


日本の総広告費は年々増加

現在私たちの身の回りには広告があふれている。
街を歩けば野立て看板、電車に乗れば中づり広告、調べものをしようと検索するとリスティング広告、マップで店までのルートを確認するとマップ広告、YouTubeでも見て気分転換しようとすると動画広告。
どこにいても何をしても強制的に見る広告にうんざりしていませんか?

日本の総広告費はコロナで一時的に減少したが、年々増加しており過去最高金額を毎年更新し続けている。その反面人口は減少し続けているので1人あたりの広告を見る回数は格段に上がっている。
つまり広告飽和社会になっているのである。

広告飽和社会で広告効果は下がる

私たちは常に莫大な情報をインプットしている。
しかしながら目に入るインプット情報をすべて処理していたら脳が焼き切れてしまう。
なので意外と脳が勝手に取捨選択していらない情報を切り捨てている。
つまり広告は必要のない情報の最たるものである可能性が高い。
私たちは毎日使う駅の看板広告はいくつ覚えているだろうか?ほとんど覚えてない人が大多数だろう。
膨大な広告数で広告効果が下がる⇒企業は広告効果が出ないので更に予算をかけて広告を増やす⇒膨大な広告数で広告効果が下がるのループ状態なのだ。

リアルな接点で広告に勝つ

資本力がある会社は予算を更に増やして圧倒的な広告量を投下し、パワー勝負で勝つことができるだろう。
では資本力のない中小企業がするべきことはなにか?
それは顧客とリアルな接点を増やすことである。
他社が効率重視の広告戦略を取っているのであれば、こちらは直接会って話すことが最大の差別化になる。

どぶ板営業で直接訪問する、地域のイベントに協力する、自社イベントを開催する、ボランティア活動に参加するなどで人と人とのつながりを大事にする。人は広告内容はすぐ忘れるが人と会って話すことは記憶に残る。
よくブームというのはグルグル同じことを周回するというが、広告においてはまさに半周しきった頃だと思う。であれば更に半周先を見越して直接顧客と会い、人と人のつながりを感じ、人間関係を構築していく原点回帰が重要になってくる。

広告飽和社会の今だからこそ、原点回帰でリアルな接点を持ち集客しよう。

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