前回、SNSアカウントの整理をしてみたお話を書きました。
その時に、今後は「死後のSNS運用をどうしていくか」なども考えていかなくては…と思ったので、今回はSNSの追悼アカウントなどについてまとめてみます。
note⇒お問い合わせフォームより問い合わせ
まず、今noteに書いている私として、気になったのはnoteの追悼アカウントです。noteについてはどうなっているのでしょうか?
調べてみたのですが、手続きをしない限り、そのまま残っているスタイルのようです。
Facebook⇒追悼アカウントorアカウント削除する
追悼アカウントで思いだすのはFacebookです。Facebookの場合、実名文化なのでさすがにしっかり手続き方法がアナウンスされていました。①アカウントを追悼アカウントにする、②削除するの2つの選択があるようです。
①追悼アカウントに移行する。
亡くなる前に追悼アカウント管理人を指名して追悼メインプロフィールの管理を任せる。
②アカウントを完全に削除する。
インスタ⇒追悼アカウントorアカウント削除する
インスタも同じで、①追悼アカウントに移行するか、②アカウントを完全に削除するようです。
https://ja-jp.facebook.com/help/instagram/264154560391256
https://help.instagram.com/231764660354188
X⇒削除依頼する
亡くなられたユーザーのアカウントについての連絡方法はこちらにありました。Xには追悼アカウントはないようで、アカウントの削除をしたい場合は、故人の遺産管理人や家族がアカウントの削除依頼をするようです。
Google⇒アカウントの無効化を自分で設定できる
自分の死後、 データの一部を公開したり、他のユーザーに通知したりするには、「アカウント無効化管理ツール」を使うようです。Googleアカウントに一定期間ログインしない状態が続くと、自動的にアカウントが無効化されます。無効化するまでの時間も自分で選択できます。
自動的にデータを消去する設定のみでもよいのですが、アカウントの無効化を知人に知らせることもできるので設定しておくとよいかも知れません。
①アカウントの無効化を連絡先に通知する
連絡先を設定しておくと、アカウントが無効化された時に、Googleから登録連絡先にメールが送信されます。どんな文章を送付するかも設定しておくことができます。例えば、次のようなメールです。確か、漫画『DEATH NOTE』にそんなシーンあったような気がします。
②連絡先にデータを公開する設定もできる
この設定をしておくと、公開対象のデータの一覧と、データをダウンロードするためのリンクも送信されるようです。メッセージの内容は次のようになります。
マイクロソフト⇒連絡不要、削除するか自動停止を待つ
操作が 2 年以上行われないとアカウントは自動的に停止されます。Microsoftへの死亡連絡は不要で、アカウントの閉鎖方法が分かればそのまま閉鎖してOKの旨が書かれてあります。データにアクセスしたいが方法が分からない場合は、法的方法でMicrosoftへ連絡するようです。内容を見る限り手続きが大変そうなので、事前にログインの方法を信頼できる人に知らせておくほうがよさそうです。
アメブロ⇒退会する
アメブロの場合は、「退会」になるようです。Ameba利用規約に書かれてありました。
LINE⇒アカウントを閉鎖する
LINEは「ご遺族であっても故人のアカウントを引き継ぐことはできません。」と明記されており、アカウント閉鎖の手続きになるようです。
最後まで削除せずに続けていきたいと思うアカウントも出てくると思います。どのアカウントをどうするのか、追悼アカウントに設定してもらうようにするのか?なども、終活の一つとしてこれから考えていきたいです。