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無痛分娩を体験して感じたこと
もうすぐ1歳になる1児のままです。
私は無痛分娩を希望し、
無痛分娩で無事出産出来ましたので
無痛分娩を選択肢に入れている人の参考になればと思い
記事を今回書こうと思います。
※痛みの話が出てきますので苦手な人はご注意ください※
決して無痛分娩を推奨するものではなくあくまで経験したことを伝えたい
という思いで書いてます。
まず、無痛分娩とは
麻酔を用いて出産に伴う陣痛を最小限に抑えることを目的とした出産方法です。無痛という名前がつけられていますが、実際は完全に無痛・無感覚というわけではありません。 ※産院のHPを参考に記載
出産が初めてだったので先ずは話を聞いてみたいという考えで
無痛分娩が出来る産院を探しました。
里帰り出産をしようと考えていましたが
里帰り先ではなかなか出来る産院がなく、(予約が取れない)
住んでいるところで無痛分娩が出来るとのことで
住んでいるところの近くの産院で出産することに決めました。
無痛分娩を考えている人は早めに連絡を取らないと厳しい地域もありそうですね。
まず、麻酔科の先生から無痛分娩はメリットデメリットがある
という話を丁寧にしていただけました。
また、無痛という名前で誤解を受けるのですが、
全く無痛になるわけではなく
また麻酔をかけられる段階までは痛みが伴います。
説明を受け、初めてのお産の不安がなくせるのであれば
そうしたいと考え
無痛分娩を選ぶことに決めました。
私の出産の予定日は12月27日で年末でした。
年末で外来は閉まってしまう、麻酔科の先生が確実にいる時に
ということもあり計画無痛分娩で
1週間早い20日に入院日が決まりました。
事前説明会で計画分娩の場合、思った通りに行かず
4~5日出産までにかかる人もいるとは聞いていましたが
まさか自分がこんなに長くかかるとはこのときは全く思いもしていませんでした。
さっさと出産して、食べられなかった刺身を食べるんだ!!!
位に思っていました。
入院してまず、子宮口を見てもらったのですが
全然全く開いていない状況。
「これは時間がかかるぞーーー」
と先生から言われました。
いつお産になってもよいように
まずは脊椎に管を通し、麻酔が打てる状況にします。
チクッとするよとは言われましたがこの時点では痛みは感じませんでした。
開いていない子宮口を開かせるためまず水風船を入れます。
多少気持ち悪さは感じましたがここでも何とか耐えられます。
一日、TVや動画を見ながら開くまでリラックスして待ちます。
多少陣痛らしきものはくるもののご飯は食べられる状況位でした。
子宮口は全く反応していない状況で一日目終了。
何も結果が出ないまま終了したので、「私は何をしに入院をしたのだ?
ただ美味しいごはんと動画を見ただけで一日終わってしまったな」
という思いのもなりましたが
仕方がありません。
夜は陣痛の痛みがなかったのでおなかが重く寝苦しさはあるものの
それなりに眠れました。
2日目
まず、子宮を見ていただいてこちらも一晩で全く動きが無く
薬を経口し、子宮口が開かないか様子見
1時間ごとにモニターを見に来られましたが
痛みはそれなりに伴うものの
痛くてしょうがないというところまでは至らず。。。
地味に痛い思いをしながら2日目も気づいたら終了
麻酔の管をつけているため本日も風呂に入れません。
2日目も無風と来ると不安も増してきました。
ちゃんとお産が出来るのだろうか。
先生に相談しましたが
「こればっかりは赤ちゃんがやる気にならないとなかなかね
おなかの中の方が居心地がいいのかも」とのことでした。
おなかをさすりながらもう出ていいからね。
明日は会おうねと語りかけて寝ました。
3日目
本日はもう、さすがにお産がしたいという気持ちが強くなってきました。
今回はバルーンを挿入し、子宮口を無理やり広げていきます。
朝子宮をぐりぐり先生に押されたのですが気持ち悪くかなり痛かったです。
また、陣痛促進の点滴を入れ、子宮口をガンガン刺激していきます。
助産師さんから今日は経産婦さんが多いのでどんどん赤ちゃんが生まれていくかもしれないけど気持ちで負けないでと励ましてくれました。
今日こそは今日こそは何としてもお産をしたい。
そういう思いでした。
バルーンはどんどん無理やり広がっていき
激痛です。
また、陣痛も促進剤の影響でどんどん痛くなっていきます。
おなかは痛いし、とにかくお尻が押されている感覚がずっとありました。
また本日は昼食も痛く食べられませんでした。
バルーンが外れたら分娩室へ行けると聞いていましたが
どんどんどんどん痛くなるのに
なかなか外れません涙
助産師さんが何度か来てバルーンの状況見てくれましたが
まだ。まだと続きます。
もう我慢できない。痛い辛い、それしか考えられない
動画も何も手につかない
座ってられない
となって1時間くらいたったころ
ようやくバルーン外れていると先生が言ってくれました。
分娩室までは連れて行ってもらえるわけではなく
自分でふらふらになりながら歩き、何とかつきます。
早く麻酔いれてーーーーと思っていました。
2日前に管を通したとのことでもう一度管を通すために
脊椎に貼りを指し直します。
陣痛に比べたらまったく痛くありません。
その後麻酔の処置してくれましたが
麻酔を入れても全く痛みが治まらない。
痛すぎーーーー
そのうち自分の髪の毛を引っ張っていないとどうにもならない
くらい痛みが増してきました。
じっとしていられないのです。
効いてない?と何度も聞かれましたが効いていません
足がポカポカし出すはずとのことでしたが全くポカポカしません。
痛い痛い痛い
先生早く麻酔入れてと懇願しました。
結局麻酔は3回入れてもらいようやく落ち着いてきました。
その後は全く痛くなく落ち着いていきむことが出来出産することが出来ました。
子供に合えた時には3日間の格闘を思い出して
感動しました。
ようやく会えた子供はとてもかわいくいとおしい存在です。
これが私の無痛分娩の出産までの記録でした。
その後の退院までの奮闘は
次回に書こうと思います。
無痛分娩を考えている人、知りたい人の参考になればいいなと思います。