風疹ワクチン、接種してる?
今この本を読んでいます。
漫画「コウノドリ」のモデルになった先生が書かれている本で、妊娠出産についてダンナが知っておくべきことが書かれています。
その中で「風疹ワクチン」について触れている章がありました。漫画の中でも風疹ワクチンについてのエピソードは印象的だったので、これを機会に風疹ワクチンについて調べてみました。
1.風疹ワクチンがなぜ重要なのか?
風疹と聞くと、子どものころに患ったという人もいるのではないでしょうか?「風疹=子どもの病気」という認識が強いです。ですが、風疹は過去にも大流行したことが何度もあり、大人からお腹の中の子どもに感染ることもある病気です。そして、胎児が感染することで「先天性風疹症候群」をもたらすことがあります。
風疹にかかる人が多い理由
風疹が流行する原因とされているのが、ワクチン未接種世代がいることです。ワクチンを2回接種することで風疹に感染することはほとんどないといわれていますが、
「1990(平成2)年4月1日までに生まれた男女(2024年に34歳になる世代より上の人たち)」はワクチン接種が1回、もしくは0回になっているのです。
接種が必要なのはダンナだけではない
「自分は独り身だから」「もう子育ては終わったから」といった人も無関係ではありません。風疹はウイルスが原因の病気で、咳やくしゃみ、接触で感染する可能性があります。さらに、発熱などの症状が出ない状態でも感染していることがある病気です。
会社の同僚や上司という立場でも、知らずのうちに感染してしまう可能性もありますので、自分の状況に関わらずワクチン接種をすべきものです。
2.風疹抗体検査が受けられる(無料)
「自分がワクチン接種したかどうか?」
「子どものころに患ったことがあるか?」
親に聞いてもわからないことがあると思います(かくいう自分もその1人、、、)
そういった際は病院で抗体検査を受けることができます。僕の住んでいる岐阜県は無料で抗体検査を受けることができます。
お住まいの自治体でも同様の取り組みがないか、確認されてみてください。
3.ワクチン接種の補助がうけられる
抗体検査をして、風疹への抗体がないことがわかれば、ワクチン接種を受ける必要があります。ワクチン接種は1万円程度かかるそう。ちょっと躊躇ってしまう金額かもしれないですね。
ワクチン接種の際も自治体からの補助を受けられることが多いです。僕の住んでいる高山市では、風疹ワクチン接種に対して6,000円の補助を出してくれます。
有難い話なのですが、男の場合対象となるのが、
妊娠を希望する女性の夫または同居者
妊婦(風しん抗体検査の結果、十分な量の風しん抗体がないことが判明している妊婦に限る)の夫または同居者
と限定されているのが残念な気がしています。先ほど書いたように、妊娠を望んでいる人や妊婦の配偶者以外からも感染る可能性のある病気なので、希望者には補助をしてもらいたいと思います。
先ほどの表によると、自分はワクチン接種を1回はしているはずなのですが、まずは抗体検査に行って、必要であればワクチン接種をしてこようと思います。
もしこの記事を読んで、自分も風疹ワクチンについて関心を持っていただいた方は、お住まいの自治体の補助制度から確認してみてください!
「先天性風疹症候群」は注射1本で防げる病気です。ぜひ、コウノドリの風疹に関するエピソードも読んでみてください!(無料で読めます)
こちらの記事もぜひ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?