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第16回 頼朝と出会って

三善康信は官位は低いものの、母が頼朝の乳母の妹と懇意という事で、光行は鎌倉に同行します。

初めて会った頼朝は38歳。大柄でなく頭でっかちだったけど、源氏の棟梁として天下を取るというオーラが出ていました。

頼朝は光行に対して、父の命乞いを認める代わりに鎌倉に仕えよと言います。
光行はもちろんこの提案を受け入れます。

当時、鎌倉では京都から身分が低いが能力ある事務方を集めていました。近々開く幕府のために。いわゆるヘッドハンティングです。中原(後に大江)広元もその一人でした。(続く)

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