【コラム】ジャーナルクラブってなに?登録販売者が高度な専門知識を継続的に学習するためのフレームワーク!
医療従事者が集まり、最新の臨床医学論文(エビデンス)を批判的に評価し、その内容を議論する勉強会をジャーナルクラブと呼びます。
ジャーナルクラブは、1800年代半ばにヨーロッパで始まったとされています。一般的には、カナダの医師であったウィリアム・オスラーが、ジャーナルクラブの創始者だと考えられています(Valentini RP, et al.1997 Feb;73(856):81-5. PMID: 9122102)。
オスラーは、(当時は個人では購読できないほどに)高額であった医学雑誌を、複数の医療者で共有する目的で、ジャーナルクラブを始めたと言われています。
ジャーナルクラブは、医学教育における効果的な方法論の一つであり、現在では医療系学部の学生や、臨床現場の医療者を対象とした研修プログラムにも導入されています。
今回の【コラム】では、ジャーナルクラブの概要を解説したうえで、登録販売者の生涯学習におけるジャーナルクラブの重要性を論じます。
オンラインジャーナルクラブのススメ
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