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ストップ安まで売り込まれたシンクロ・フード!株価急落の原因と株価上昇のポテンシャルを探る

 株式会社シンクロ・フード(東証PRM: 3963)は、2024年11月14日付で2025年3月期中間期決算を発表しました。

決算短信2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

 同社は、第1四半期にM&Aの大型案件をこなし、営業利益は前年同期比+63.3%、通期計画に対する進捗も、例年の7.7%~20.3%を上回る23.81%に達しました。
 第1四半期の反動と、中型M&A案件が第3四半期以降に後ろ倒しなったことから、中間期決算は、前期ほどのインパクトはなかったかもしれません。しかしながら、中間期累計で前年同期20%の利益成長を維持していること、通期計画に対する進捗も過去5年平均を上回って推移しており、計画EPSである32.74円は、高い確率で達成できるように思われます。

 一方、市場からの評価は厳しく、翌11月15日の株価はストップ安を付けるなど、大きく下落しました。8月5日に付けた年初来安値385円を更新してしまいそうな勢いです。

 今回は、経営成績が順調に成長していることを裏付ける決算だったにも関わらず、シンクロ・フード社の株が大きく売り込まれた理由を精査し、今後の株価の回復可能性について考察してみたいと思います。

第2四半期単独で見ないでくださいっ!

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