著名投資家の井村氏が大株主に!歯愛メディカルの経営戦略は利益創出に対する因果ストーリーとして機能するのか?
全国の歯科医院や歯科大学等に歯科材料の通信販売を行う株式会社歯愛(Ci;しいあい)メディカル(東証STD: 3540)の株価が、2024年7月14日付でストップ高となりました。
7月13日の市場終了後に、同社が北陸財務局に提出した半期報告書において、個人投資家の井村俊哉氏が大株主に浮上したためです。
半期報告書の「大株主の状況」を確認すると、井村氏は6月末時点で発行株式数の4%に当たる40万を保有し、第3位株主にとなっています。
一方、株価は10月以降において下落しており、直近ではやや反発しているものの、その勢いには陰りも見えます。歯愛メディカルの株式は、今が買いのチャンスなのか、それとも既に割高なのでしょうか……。
今回の記事では、歯愛メディカルの経営戦略を分析しながら、同社の戦略が利益創出に結びつくのか、その因果ストーリーの蓋然性を考察します。
歯愛メディカルの利益成長はマイナス!?
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