MSワラントの発行がもたらす株価への影響は?タスキホールディングスのMSワラントと留意すべきポイント
タスキホールディングス(東証GRT: 166A)の株価は、行使価額修正条項付新株予約権(以下、MSワラント)の発行に関する開示(タスキHD.2025.1.24)を受けて、2025年1月25日はストップ安まで売り込まれました。
MSワラントとは、株価の変動に応じて行使価額が調整される新株予約権と考えて良いでしょう。公募増資のようなエクイティ・ファイナンスの一種で資金調達を行う際に発行されます。
MSワラントを発行した企業の株価は、長期的な下落圧力に曝される可能性が高く、マーケットが最も嫌う資金調達の一つです。よほどの好材料がない限り、株価の上昇は期待できないなどと言われるMSワラントですが、実際のところ中長期的な株価に対する影響はどの程度なのでしょうか。
今回の記事では、MSワラントとは何か、タスキHDがMSワラントを発行した背景、同社の株価に対する影響を考察します。
MSワラントって何ですの!?
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