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Microsoft Wordで作業効率を上げるための便利な機能やコツ
①ショートカットキーの活用
Wordを使う上で、ショートカットキーを覚えると文書作成がぐんと速くなります。
よく使うショートカットキーをいくつか紹介します。
・Ctrl + C: コピー
・Ctrl + V: 貼り付け
・Ctrl + X: 切り取り
・Ctrl + Z: 操作の取り消し
・Ctrl + Y: 操作のやり直し
・Ctrl + B: 太字
・Ctrl + I: 斜体
・Ctrl + U: 下線
・Ctrl + A: すべて選択
・Ctrl + P: 印刷
これらの基本的なショートカットを習得することで、マウスを使う時間が減り、作業が大幅に効率化されます。
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②スタイルの使用
Wordには「スタイル」と呼ばれる、見出しや本文の書式設定を簡単に変更できる機能があります。
これを使うと、文書全体の統一感を保ちながら、効率よく編集を進めることができます。
・見出し1、見出し2、見出し3などのスタイルを使用することで、文書内の見出しを簡単に設定できます。
これにより、目次の作成も簡単になります。
・スタイルを変更すると、文書全体に適用されるため、レイアウト変更が一度に反映され、時間の節約になります。
③テンプレートの活用
Wordにはさまざまなテンプレートが用意されています。
これを活用することで、一から文書を作成する手間が省けます。
例えば、ビジネスレター、履歴書、報告書など、必要な文書のテンプレートを選ぶだけで、基本的なフォーマットが自動的に適用されます。
テンプレートを使う方法
「ファイル」→「新規作成」→「テンプレートを検索」で利用可能なテンプレートを選べます。
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④検索と置換機能
長文の中で特定の言葉を一括で変更したい時や、間違った文字を修正したい時に便利なのが「検索と置換」機能です。
・Ctrl + H: 検索と置換ダイアログボックスを開きます。
・これを使うと、指定した単語をすべて別の単語に置き換えたり、特定の文字を検索して修正することができます。
⑤段落とページ設定の活用
文書の体裁を整えるためには、「段落設定」や「ページ設定」を使うことが重要です。これらを駆使することで、きれいで読みやすい文書を作成できます。
段落設定
「ホーム」タブから「段落」グループで、行間やインデント、文字の配置を簡単に調整できます。
ページ設定
「ページレイアウト」タブで、ページのサイズや余白を調整できます。
これにより、印刷時にきれいに仕上がります。
⑥表やグラフの挿入
文書の中でデータを整理したり、視覚的に情報を伝えたいときに便利なのが「表」や「グラフ」の挿入機能です。
表
「挿入」タブから「表」を選び、必要な行数と列数を指定して簡単に表を挿入できます。
表内のセルを合体させたり、色をつけたりして、情報を整理しやすくなります。
グラフ
データをグラフとして視覚化する場合、「挿入」タブから「グラフ」を選択することで、様々なタイプのグラフを簡単に作成できます。
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⑦コメントと変更履歴の利用
複数人で文書を作成・編集する場合、コメントや変更履歴機能を使うと、作業がスムーズに進みます。
コメントの挿入
「挿入」タブから「コメント」を選ぶことで、特定の部分にコメントを追加できます。
変更履歴
「レビュー」タブから「変更履歴」をオンにすることで、文書に加えたすべての変更が記録されます。
これにより、誰がどの部分を編集したかを簡単に確認でき、協力作業が円滑になります。
⑧オートコレクト機能の活用
Wordには誤字脱字を自動的に修正してくれる「オートコレクト」機能があります。
この機能を利用することで、タイピングミスが減り、作業が速くなります。
オートコレクトを設定する方法
「ファイル」→「オプション」→「校正」→「オートコレクトのオプション」で、修正したい単語やフレーズを追加できます。
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⑨自動保存とクラウド同期
突然の電源切れやソフトのクラッシュに備えて、Wordでは「自動保存」機能を有効にしておくことが重要です。
これを使うと、作業している文書が定期的に保存されるため、データが失われるリスクを減らせます。
自動保存を使う方法
Office 365やOneDriveを利用している場合、文書はクラウドに保存され、リアルタイムで自動保存されます。
⑩PDF形式での保存
文書を他の人と共有する際に便利なのが、Wordから直接PDF形式で保存する機能です。PDF形式で保存することで、相手がWordを持っていなくても文書を閲覧できるようになります。
PDF保存方法
「ファイル」→「名前を付けて保存」→「PDF」を選択するだけで、簡単にPDF形式に変換できます。
まとめ
これらの機能を使いこなすことで、Wordでの文書作成が格段にスピードアップします。どれも簡単に使えるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。