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Microsoft Wordの便利機能を、4つのシーン別に分けて順を追って説明

①文書のレイアウトを整えるとき

便利機能1:「段落」機能で文書を美しく整える
Wordでは、「段落」機能を使って文書全体の見た目を統一できます。

この機能を活用すると、行間や段落間のスペースを簡単に調整可能です。

使い方
❶段落設定を開く
メニューバーの「ホーム」タブをクリックし、「段落」グループ右下の矢印アイコンをクリックします。

❷行間やスペースを設定する
開いた「段落」ダイアログボックスで「間隔」セクションを調整します。

行間
1.5行、倍行間、固定値などから選べます。

段落前後の間隔
数値を入力して段落間のスペースを調整。

❸プレビューを確認し、「OK」をクリック
文書に反映されます。

ポイント
ビジネス文書では、「1.5行」の行間が読みやすく一般的です。

提案書や報告書の作成時に役立ちます。


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②長文の文書を効率的に編集したいとき

便利機能2:「ナビゲーションウィンドウ」で素早く移動

長い文書を編集するとき、ナビゲーションウィンドウを使うと各セクションへの移動がスムーズになります。

使い方
❶ナビゲーションウィンドウを表示する
メニューバーの「表示」タブをクリックし、「ナビゲーションウィンドウ」にチェックを入れます。

❷見出しをクリックしてジャンプ
文書内の「見出し」スタイルが設定された箇所が一覧表示されます。

移動したい見出しをクリックすると、すぐにその箇所へジャンプできます。

❸検索機能も活用可能
ナビゲーションウィンドウ上部の検索ボックスにキーワードを入力すると、そのキーワードが含まれる箇所を一覧で確認できます。

ポイント
報告書や論文のように構成が複雑な文書を編集するときに非常に便利です。


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③誤字脱字や文法ミスを防ぎたいとき

便利機能3:「エディター」で校正する

Wordには「エディター」という強力な校正ツールが搭載されています。

この機能を使えば、文法ミスや誤字脱字を自動的に検出できます。

使い方
❶エディターを開く
メニューバーの「校閲」タブをクリックし、「エディター」を選択します。

❷提案内容を確認
エディターが文法ミスや誤字脱字を検出し、修正の提案を表示します。

❸修正を適用
提案を確認して「変更」をクリックするだけで修正が適用されます。

ポイント
エディターは、日本語だけでなく英語の文書にも対応しています。

英語メールの作成時などに活用できます。


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④他の人と文書を共有・共同編集するとき

便利機能4:「コメント」と「変更履歴」でスムーズにコラボレーション

Wordでは、コメント機能と変更履歴を使うことで、他の人と効率的に文書を共有・共同編集できます。

使い方
❶コメントを挿入する
修正が必要な箇所を選択。
メニューバーの「挿入」タブをクリックし、「コメント」を選択します。
コメントを入力して保存します。

❷変更履歴を有効にする
メニューバーの「校閲」タブをクリックし、「変更履歴」をオンにします。
これにより、編集した箇所がハイライト表示され、どのような修正が行われたかを簡単に確認可能です。

❸修正を確認する
文書を受け取った他の人が「承諾」または「拒否」を選択して修正内容を反映できます。

ポイント
チームでの共同作業やレビュー時に特に有用です。

例えば、会議資料の確認作業で活躍します。

まとめ

以上、4つのシーン別にWordの便利機能を紹介しました。

レイアウトの整え方(段落機能)
長文編集の効率化(ナビゲーションウィンドウ)
校正機能(エディター)
共同編集(コメントと変更履歴)

これらの機能を使いこなせば、文書作成の質と効率が大幅に向上します。

初心者の方でも簡単に始められるので、ぜひ今日から試してみてください。

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