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大相撲令和4年九月場所前半戦
前半戦が終わったところでの感想を書いてみます。
やはり一番に上げなければいけないのは、北勝富士(8勝0敗)玉鷲(7勝1敗)の「地味だけど、ちゃんと実力出します」のベテランデュオでしょう。
黙々と仕事する町工場のベテラン職人、町内のお祭りを地味に仕切るおじさん、いませんか、こんな人。
次は横綱照ノ富士(5勝3敗)
歩く姿、蹲踞の姿勢は痛々しささえ感じますが、実力が一番なのは間違いありません。まだ優勝は狙えます。
御嶽梅(3勝5敗)正代(1勝7敗)
実力はあるはず。力は落ちてないはず。何かきっかけをつかめれば、勝ち越しも不可能ではない。特に正代は覚醒すれば七連勝いけるかも。
後半戦期待は、若隆景(5勝3敗)豊昇龍(4勝4敗)霧馬山(5勝3敗)若元春(6勝2敗)の、技能型カルテット。
力士の大型化で、相撲が大味になりつつありましたが、大関を狙える中型体型の技能型力士が上位に増え、面白い取組が増えてきました。出世争いは若隆景一歩リードから、今は横一線です。
続いて琴ノ若(5勝3敗)王鵬(6勝2敗)
将来の横綱候補、くしくも横綱琴桜、大鵬の孫。先代琴ノ若、貴闘力の息子。埼玉栄高校出身。
貴景勝(6勝2敗)高安(6勝2敗)
実はこの二人から優勝力士が出るんじゃないかと、爺さんは睨んでおります。実力者がいい位置にいます。