カップルの多様性。どれぐらい知っていますか。(東京グラフィティを読む)
LGBTという言葉が定着しつつある昨今。
言葉は定着している。おっさんずラブのようなドラマはヒットしている。マツコのテレビは何の違和感もなく楽しむことができる。でも実際に自分の身の回りにおいては、なんとなく同性愛のことは口にしてはいけないという雰囲気は残っているのではないでしょうか。なんとなく知ってるけど、全然知らない世界。不用意な発言は許されない。そんな雰囲気を感じる今日この頃。
今回はLGBTの総論ではなく、また、LGBT以外の事も含めてカップルにはどんなパターンが存在しうるのか?それを考えてみたいと思います。
みなさん、1分で考えてみてください。
何個浮かんだでしょうか。例えばどんなものがあるのか見てみましょう。
資料はこちらから
①10代の学生夫婦
②ゲイカップル
③バイセクシュアルとレズビアンカップル
④元男性と元女性のカップル
⑤41歳差カップル
⑥体重差40キロカップル
⑦アフリカのストリートで出会った国際夫婦
⑧ゲイとストレートの女性カップル
⑨事実婚カップル
⑩人生終盤で恋愛しはじめた高齢者カップル
⑪等身大ラブドールが恋人
さて、何個出ましたか?⑪なんかイメージのだいぶ外側でした。
ようはカップルというのは「自分を受け入れてくれると同時に、相手を受け入れることができる人」と出会い、結ばれるかどうか。
上記の人たちに限らず、みんなが求めているものがそれなわけで、⑪の人の「人は冷たい。人形は何でも受け入れてくれる」というコメントは痛烈に刺さります。
自分を受け入れてほしい。だけでは絶対うまくいかない恋愛関係。
形は自由。中身は似かよっている。
そんなことを考えさせられる1冊です。