【野生のイルカに会える宿】マグマ温泉と猫に癒やされる「レインボー桜島」の魅力
こんにちは。
都内でひっそりと生きる専業主夫です。
今月は平日も土日もパソコンに向かっている私ですが、その甲斐もあってか、応募していた三大出版社運営の業界No.1メディアで執筆できることが決まりました!案件にもよりますが、文字単価は3円以上にもなります。
Noteを始め4ヶ月、専業でWebライターを始めてまだ2ヶ月目ではありますが、早速大きな案件をいただくことができ、大変嬉しく思います。
引き続き、精進してまいりますので応援のほど宜しくお願いいたします。
今月は受注案件数も先月比2倍になりました。
その分忙しい毎日を過ごしていますが、まったく苦ではありません。
きっと、「書くことが好き」なのだと思います。
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については、あらためてWebライターシリーズにて公開を予定しています。
さて今回の記事ですが、47都道府県を制覇した筆者が、「日本全国にある穴場の温泉旅館」をおすすめするシリーズの第5弾となります。
20代で47都道府県を制覇するに至った軌跡は過去の記事で取り上げていますので、宜しければご覧ください(さすがに毎回載せるのはやめた方がいいのでは?と妻から指摘を受けました)。
1.【野生のイルカに会える!】マグマ温泉と猫に癒やされる「レインボー桜島」の魅力
5つ目にご紹介させていただく宿は「国民宿舎 レインボー桜島」様です。
こちらは桜島のフェリー乗り場から歩いてすぐの場所にある、オーシャンビューの宿です。そもそも、「国民宿舎」についてご存じではない方もいると思いますので、最初に取り上げます。
主な特徴としては以下です。
北海道から九州まで全国46ヶ所の自然豊かな土地に立地(ただし、秋田、福島、東京、神奈川、新潟、山梨、愛知、大阪、京都、滋賀、徳島、愛媛、佐賀、大分、沖縄にはなし)。
会員制ではないので、誰でも利用が可能。家族旅行や、学生のスポーツ合宿、企業研修や会議などのさまざまな用途で利用できる。
大多数の宿舎には、ロビー・レストラン・大広間・売店・大浴場を完備。宿によっては、囲碁、将棋、麻雀などのボードゲームや、卓球・ゲームコーナー・プール・テニスコートなども完備。
宿泊料金は、県や市町村が条例で定められている。1泊2食付きの宿泊料金は、おおむね大人は7,000~10,000円、小人(小学生)は6,000~9,000円程度(休前日、GW、夏季期間、年末年始はシーズン料金を設定している宿舎もあり)。
桜島はまさに自然の豊かさを存分に味わえる場所です。桜島で楽しめるアクティビティについても後ほど2つご紹介します。
1)行くことになった経緯
時は、2022年5月。ちょうど2年前の今の時期です。私は妻(当時は彼女)の母の実家のある鹿児島県に旅行する計画を立てていました。
今回の旅の目的は桜島と指宿に行くこと。第4弾の記事では指宿を取り上げたので、今回は桜島を取り上げます。妻の母が桜島の出身でもあり、桜島の魅力を感じたいと思っていました。
なお、妻の母は60歳という年齢ながら、どこでも働けるスキルを身につけるためにプログラミングを独学で学び、現在ホームページの制作をしています。
これは、なかなかできることではありません。
現在は他県に住んでいますが、いずれは生まれ育った桜島に戻ることも視野に入れており、「仕事の少ない桜島でも、お金を稼いで生きていけるために」とのことです。
私も妻の母を見習い、年齢を言い訳にせず、何歳になっても「新しいことを学ぶ」バイタリティを持ちたいものです。
そのためには、
世間体や既存の価値観に囚われないこと
身近な人に目標を宣言し、プレッシャーをかけること(宣言効果)
が大事だと思っています。
私はこのnoteだけでなく、妻や両親にも目標を宣言しています。
2)アクセス(鹿児島空港から)
鹿児島空港から桜島に行く場合は、以下のルートがおすすめです。
なお、直接桜島に向かう場合は鹿児島空港から空港連絡バスで市役所前まで行き、そこから徒歩で鹿児島港に行くルートもあります。
ただ、上記のルートとはあまり所要時間が変わらないうえ、鹿児島港や桜島内には昼食が取れる店が少ない点に注意です。
そのため、鹿児島中央駅で昼食を食べてから行くことをおすすめします。駅直結のアミュプラザには、「薩摩黒豚」などの地元の名産を食べられるレストランも豊富にあります。
また、鹿児島は地方都市ながら、鹿児島中央駅前には大きな観覧車もあり、夜はきれいな夜景を拝むことができます。
3)片道たったの200円!年中無休かつ24時間運航する”桜島フェリー”
鹿児島には、結婚式やその下見などもあり、直近の2年間で3回上陸したのですが、桜島がすっかり気に入ってしまい、3回とも上陸しています。
大きな理由としては、「フェリーですぐにアクセスできるから」です。
桜島から鹿児島市までは、一番近いところで約4kmの距離に位置しています。
その近さから、桜島出身の妻の母いわく、小学生の頃の学校行事では桜島から鹿児島市までの間を泳いで渡ったこともあるそう。
調べたところ恒例行事のようで、今でも行われているようでした。
参考までにお話すると、幼稚園~小学生低学年の頃に5年ほど水泳を習い、選手育成コースにスカウトされたこともある私は、今でも近所のプールで健康促進やストレス発散のために泳ぎにいきます。
30代になった今ではすっかり体力が落ちてしまい、現在のタイムはクロールと平泳ぎを交え、1km約1時間が目安です。
小学生の頃はクロールだけで1km泳げていた気もしますが、相当疲れていた覚えがあります。
当たり前ですが、泳ぐほどに徐々に疲れが溜まるのでスピードは落ちます。
さらに足が全くつかない海の上を4km泳ぐというのは、大人でも難しいと思います。私も今の体力では泳ぎ切れるかどうか分かりません。
この記事でも、児童の代表が「僕たちは鹿児島湾を横断するというすごいことを成し遂げようとしています。」と述べていますが、本当にそう思います。
泳ぎ切った暁には大きな成功体験を得られ、大人になってからもそれが大きな自信となり、チャレンジ精神につながることでしょう。
話を桜島フェリーに戻します。桜島フェリーは見出しのとおり、年中無休かつ24時間運航という、何気にすごいフェリーです。
それは「桜島に住んでいる島民の足になっているから」でもあるのですが、さらに驚くべきは価格の安さ。なんと、片道大人200円、小児(1歳~小学生)100円です。
ご存じのとおり、昨今では「サウジアラビアやロシアのような産油国の減産」や「円安による輸入コスト上昇」により原油価格が高騰していますが、それでもこの安さを維持しています。
地方に住むにおいては車が必須だとよくいわれますが、桜島においては船が必須です。島民はちょっとした買い物で本土まで行くこともあります。
進学や就職で島外に出てしまう人も多く、人口も減り続けている中、この価格を維持していることは賞賛に値します。
なお、2023年1月現在の桜島の推計人口は3,385人で、10年前の68%に減少しています。
2020年の国勢調査では65歳以上の割合が鹿児島市内全域で最も高い49.5%となっており、島民の半数が高齢者ということになります。
ちなみに、桜島のフェリーに初めて乗る場合、桜島の歴史などについて専門のスタッフから船内で説明を受けられる「よりみちクルーズ」がおすすめだったのですが、残念ながら2023年3月で運航を終了していました。
案内スタッフは高齢者が多く、桜島に住む高齢者の働き口になっていたと思うので残念です。
「よりみちクルーズ」では通常片道15分のところ、30分近くかけて桜島を1周することから、得られる収入より燃油代の方が高くついてしまったことと、コロナ禍で観光客数が減少したことが運航終了の理由と思われます。
※2023年5月8日をもって、新型コロナウィルス感染症に関する各種対策が終了し、「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」から「5類感染症」へ移行しました。
4)桜島のおすすめアクティビティ①サイクリング
片道15分の乗船により桜島に到着すると、フェリー乗り場から歩いてすぐ近くにあるのが「溶岩なぎさ公園」です。
このあと紹介する「レインボー桜島」同様、地下1,000mより湧き出す天然温泉を利用した足湯は全長約100mと、日本最大級の長さとなっています。
また、併設する「桜島ビジターセンター」では、桜島の歴史や自然について、分かりやすく展示・解説されています。
入館料も無料のため、桜島に着いたらぜひ行くことをおすすめします。
そして、このビジターセンターでは、クロスバイクのレンタルもしています。価格は3時間で2,800円です。これが桜島で楽しめる、おすすめアクティビティの1つ目です。
なお、桜島は一周36kmで、自転車では3~4時間程度となります。
もし、近くを走りたい場合は通常の自転車も1時間400円程度でレンタル可能です。私たちは午後は指宿に行く必要があったので、ビジターセンターの近くを1時間程度サイクリングしました。
おすすめは「溶岩なぎさ公園遊歩道」を走るコースです。
往復約5.5kmと程よい距離ながら、桜島の地形を感じながら自転車では1時間以内で往復できます。
そこからもう少し走れば、「叫びの肖像」という銅像も見ることができます。
2004年、鹿児島県出身の長渕剛氏がオールナイトコンサートをした会場跡地を公園に整備して作られた場所です。
私も長渕は大好きで、名曲「しあわせになろうよ」は結婚式のムービーでも使いました。
サイクリングが終わったら、足湯で疲れた足を温めていきましょう!
5)人間だけではなく、猫も引き寄せる温泉宿
それでは、「レインボー桜島」の紹介に入ります。
なお、訳あって、2つ目のアクティビティのは、この後に紹介させていただきます。
「レインボー桜島」の魅力の1つ目は、足湯の際にも紹介した地下1,000mから湧き出る「マグマ温泉」にあります。
源泉温度が51度と高めなので加水されており、切り傷や神経痛、冷え性や疲労回復の効果が期待できます。
残念ながら、私たちが宿泊した際には改装中で入浴できなかったため、詳しいレビューはできないのですが、部屋でも温泉でも錦江湾を望めるオーシャンビューは素晴らしいですね。
レインボー桜島の魅力の2つ目は料理です。
海に面する鹿児島県は、日本でもトップクラスの漁獲量を誇ります。
中でも「カンパチ」は日本一で、宿でも妻子見や揚げ物を食べることができます。私もカンパチは大好きで、寿司屋に行けば絶対に食べるネタです。
そして魅力の3つ目は、最初の写真でもお見せした猫です。桜島にはとにかく猫がたくさんいます。足湯やサイクリングでも何匹も遭遇しました。
猫好きな方にとって、桜島は天国といえるでしょう。私たち夫婦も猫が大好きなのですが、この桜島で運命的な出会いをしてしまいます。
それが、先ほどの写真で、宿の中に入りたそうにしていたメス猫の「さくら(「桜島」の名前から、私たちが勝手に命名)」です。
私は実家でも猫を飼っており、猫カフェにも10回以上行き多くの猫に会ったことがありますが、これほど心惹かれたことは実家の猫以来でした。
いや、実家の猫以上かもしれません。w
長い首に姿勢の良さは、まさにモデル。私の方がよっぽど猫背です。
そして、どことなく寂しげな表情は、猫だけではなく人間も虜になります。ちなみに、他の猫たちに追いかけ回されていました。
追いかけ回したくなる気持ち、よく分かります。
極めつけは、なんとその風貌をしながらめちゃくちゃ人なつっこいのです。
私たち夫婦はすっかりさくらにメロメロになってしまい、一時は本気で東京まで連れ帰ろうか?と妻と計画もしたものです。
しかし、ゲージもないし、飛行機に乗せるわけにもいかない。
何よりも、桜島で生まれ育った(と思われる)さくらを、勝手に島の外に出してはいけないと我に返りました。
ただ、帰りに船に乗るときは、別れが本当に辛かったことを今でも覚えています。
そして、1年後にあらためて桜島を訪れた際、さくらを探したのですが、、なんと、どこにも見当たりませんでした。
noteで呼びかけるのもあれですが、もし読者の中でさくらを見かけた方は写真付きでこちらの記事にコメントをいただけますと大変喜びます。
もう、連れ帰ろうなどという変な気は起こしません!
ただ、今も元気に生きていさえすれば。。
6)桜島のおすすめアクティビティ②釣り
桜島のおすすめのアクティビティ、2つ目は釣りです。
私は釣りも趣味にしているのですが、「釣りやすい時間帯」というものがあります。そのうちの1つとされるのが、釣り用語で「朝まずめ」といわれる夜明けから日の出までの前後1時間程度の時間帯です。
今回私たちはレインボー桜島に泊まり、朝食前に早起きして朝まずめの時間帯で釣りをしたので、宿の後に紹介させていただきました。
この桜島海づり公園の魅力としては、まず「レインボー桜島」から歩いて行ける近さということです。ちなみに、桜島港からも歩いて行ける距離であるため、宿泊者でなくても気軽に楽しむことができます。
続いて、値段の安さです。釣りの料金は4時間で大人200円、小人100円と、フェリーと同じくとんでもなく安いのです。さらには貸竿も無料(数に制限あり)という、経営が心配になるほどの低価格です。
釣り具や餌、バケツやクーラーなども併設の売店で購入できるので、何も準備せずとも釣りを楽しむことができます。釣りをしたことがない初心者にもおすすめです。
そして3つ目は、運が良ければイルカに出会えることです。
「釣れんなぁ。。」と竿を垂らしながらぼんやり海を眺めていると、遠くで見覚えのある背びれが見えます。
錦江湾には野生のイルカが生息しています。
錦江湾ではいろいろな場所で見ることができるそうですが、特に発見情報が多く寄せられている場所は以下の地図を参照ください。
運が良ければ、桜島フェリーの上からでも見ることができるようです(私たちは会えませんでした)。
4.まとめ
総括として、私の独断と偏見で5段階での評価をさせていただきます。
いかがでしたでしょうか。
私が重視する内容的に、前回の記事でご紹介した高級旅館の白水館も超え、思わず過去最高の評価になってしまいましたが、
価格も安く、料理も美味しく、温泉も楽しめ、自然を堪能できるアクティビティが豊富にあり、猫や釣りが好きな方には、自信を持っておすすめできる宿となっています。
最後に基本情報と、改めてアクセス方法を載せておきます。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
※ホームページ等で確認を取ってはいますが、本記事は筆者が宿泊した2022年5月時点での情報が含まれております。また、記事の内容は個人的主観によるものであり、参考程度にとどめて頂きますようお願いいたします。