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足りてる自分と足りない自分

毎朝の日課はコーヒー牛乳を作ること。

今日の気分でコーヒーと牛乳が3対7か4対6か6対4のどれかを作る。

もし冷蔵庫から牛乳パックを取り出したときに、残りが欲しい分量じゃ無かったら、思っていたのと少し違うコーヒー牛乳が出来る。

本意ではないけれど、そういう時は我慢する。

今日はピッタリ一口ようかんに合うコーヒー3牛乳7のコーヒー牛乳が作れた。

幸福に優劣はつけたくない。

いろんな種類の幸福がそこにあるだけだと思っているけど、今日のは完璧な幸福。

朝の11時頃に甘いものが食べたかっただけなんだけど、コーヒー牛乳を上手に作れた自分の能力が世界に生み出した完璧なコンビネーションに悦に入って。

だから今日は足りない自分に目をつむる。