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違う世界線で暮らしてる感じ。

病気になってずっと感じていることは
今までとは違う世界線で暮らしている感じがすること。
テレビをみても、電車に乗っていても、
わたしは他の人とは違う 。
カラダのなかに病気があるって自分で自覚しすぎてしまう。

痛みがないときは病気のことを忘れて笑って、
前向きにこの先のことを考えられるけど、そういう時間は短い。
いつのまにかずくずくと痛んできて、あぁそうだった…と
病巣と暮らす世界線に戻されていく。
痛みっていうのは、気持ちが折れやすくなる。
そういう人が多いのか、お医者さんは痛みを取り除くのに
とても積極的で、どんどん薬が出てくる。
あなたのカラダはこんな病気ですと言われて1ヶ月も経たないうちに
うちには麻薬系といわれる痛み止めが溜まってきた。
お医者さんは「1時間ごとだったらどれだけ飲んでもいいよ」というけれど
そこまでじゃないし、え、そこまで飲んでもおかしくない状態?!って
いちいち動揺するし、薬を飲むことで痛みを感じなくなってしまうのは
それはそれで怖い。
その進行の速さにぜんぜん気持ちがついていけない。
だからずっとぼんやりしているし、めそめそした気持ちから抜け出せない。
ひとりでいたら仕事にも身が入らないし、現実逃避ばかりしている。
しっかりしたい。思うようにならない焦りもある。

このnoteをはじめたときには、本サイトで書くまでもないような
個人的な暮らしを書くことで、お客様や取引のある作家さんたちと
なにかつながりができたらいいなと思って始めたけど、
まさかこんな闘病の記録を書くことになろうとは…
というか、闘病の記録にしてしまっていいものか、
まだ悩んでいるんだけど…
(とかいいつつ書いてるけど…見てる人も少ないし)

2月4日から積極的な治療が始まった。
以後何度も繰り返される投薬だけど、はじめての週なので
副作用の出方を把握できるようにならなければならない。
それを把握することでその後の暮らしや仕事の予定が立てやすくなり
QOLが上がるというので、自分のカラダに現れるかもしれない
副作用についての知識を頭の中に入れ
1日1日を記録しながら過ごしていたら、とある症状が。

なんか知ってる、これ。…風邪っぽくない?
これから副作用だというときに、インフルエンザにかかってしまった。
免疫力が下がってくるから気をつけてと言われていたのだけど、
その前にかかっちゃうってね。
もともとの病気で解熱作用のある鎮痛剤を常用していたので
熱もそこまで上がらず、気が付かなかったし。
なんか、振り出しにもどる…の気分。





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