はじめまして、修美社です。
京都の印刷屋。
今年で創業60年を迎えました。
修美社の山下昌毅です。noteを初めてみます。続けてできるか心配ですが、、、noteを楽しみながら、印刷にまつわる沢山の話を書いていこうと思います。印刷現場からの声もお届けしていきますのでよろしくお願いいたします!
二条の下町のほっそい道を挟んだ住宅街の一角に会社はあります、そこにオフセット印刷機が5台、製版機、加工機を中心に日々営業しています。
今日は、修美社の営業スタイルについて書きたいと思います。
WebサイトとSNSからの新規獲得
新しい機械を導入するために、3年前に工場を新築したのですが、その2階にPRINTING Lab.(いんさつ実験室)という、開けたスペースを作ったんです。
いんさつ実験室は、打ち合わせスペースになっていて、紙見本が置いてあったり、珍しい図録やカタログや絵本など、印刷、紙、製本にこだわったものを揃えています。それを見ながら新たなアイデアを模索したり同じような製本方法を提案したりしてます。今では、弊社の印刷実績も棚にはぎっしり詰まるほどになってます。
さらに広報として、Webサイトのリニューアルも3年前にしました。SNSはFACEBOOKやINSTAGRAMでおもしろ印刷をキャッチコピーに発信を続けて8年ほどたちました。沢山のフォロワーの方々にいつも気にしていただいていてほんとに感謝しています!
すると、アポなしの方が来て「見れますか~」と突然来たり、話すとデザイン関係やクリエイターの方々が来てくれて、話しも人の繫がりもどんどん広がりました。お店ではないのにこんなに興味を持って来ていただけるのかと嬉しくて、やってることは間違ってはなかったんだろうな~と感じてます。
お店になってないので、時には現場作業が忙しくて全然対応できなかった皆さまもいましたね。さすがに連絡いただいてから来てもらう方が良いので、Webサイトにも「事前に連絡ください」と書きました(笑)
印刷屋さんって一体どんな事してるの?
世の中には印刷物って当たり前のようにあるものとなっていますが、ひとつづつに多くの人が関わっていることをもっとたくさんの方に知ってもらいたいし、伝えていきたいなと思って、そもそもの印刷の価値を上げるためにいろんな取り組みをしています。
印刷屋さんが作るノート、倉庫に眠る紙出を使用した星屑ノートの開発や、地域のワークショップ、主催でおもしろ印刷実験室を開催、呼ばれたらトークで登壇、書店とのイベント開催、同業とのコラボイベント、異業種とのコラボなど、その中でたくさんの方と出会い印刷の事を対面で伝えてます。今はイベントがコロナでできないので難しいのですが、自粛モードがあけたらまた皆さんの前で、印刷話をいろいろしたいです!
★TOPの写真は、旧工場の解体イベントのひとこまです。