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(35) メルセデスベンツ CLK200(1999年)


メルセデスベンツ CLK200(1999年)
所有期間 2012年2月~2020年2月

<概要>
W208系Cクラスのシャシーをベースとした4人乗り2ドアクーペでモデルナンバーはC208。
エンジンは直列4気筒2.0SOHC、直列4気筒2.0SOHC+コンプレッサー、V型6気筒3.2SOHCの3種類がラインナップされ、5速ATを組み合わせている。 サスペンションは安定性を重視し、全体的にエレガントなコンパクトラグジュアリークーペに位置づけされいる。
国内販売は1997年9月からで、CLK320は左ハンドルのみ、CLK200は右ハンドルのみの設定であった。
次モデルのC209にモデルチェンジする2002年4月までの.5年弱までに、マイナーチェンジを数回繰り返し、アバンギャルドモデルも投入されるとともにメーカーオプション設定も豊富であった。

<実車紹介>
普段乗り(といっても通勤には使ってないが)のGTOが結構くたびれてきたことと、車検のあるうちに手放したほうが楽かな?と思い、買い替えを検討。
一人で出かけるときくらいしか乗る機会がないことと、同人活動で持っていく程度の荷物が載ること、税金その他を少し節約したいので、重量1.5トン以下、排気量2.0リットル以下、相場が総崩れしていること、などを考えた結果、C208型のCLK200になった。というわけです。

いつもなら走行距離10万km超えのクルマになるにも関わらず、なんせ中古車市場が完全に崩壊し、メルセデスも総崩れなわけで、今回は走行距離も8万km程度で、かなり程度の良いクルマにしました。

ちなみに、ベンツの中古ですから、あちこち壊れてます。
とはいえ、このクルマに関してはどれも小さなもので、エアコンのパネルのスイッチ内部の破損とか、フロントハブのガタとか、ドラックリンクロッドのジョイントのガタとかで、ハブのガタは増し締めで直りましたし、ドラックリングロッドは社外品であれば信頼性の高いものでも新品で2万円以下なので、修理代は知れていました。

余談ですが、この年式のベンツの部品(電装品や足回りのロッド類)は、本国ドイツではすでにアフターメーカーからパーツ供給が始まっているので、これらを利用することで国産並みのメンテナンス費用で済みます。というより、パーツの分解が容易な上、交換が国産車より楽なので、結果的に安く上がるような気がしています。
ちなみに、このCLK200のエアマス(日本車でいうところのエアフロメーターみたいなもの。ジェトロがDとKの違いがあるので一概に同じとは言えないんですが)は、ヤナセだと交換工賃コミで7万円くらいしますが、自分でアフターパーツ(もちろん新品)を買って交換すれば1万円チョイです。

で、簡単にインプレ。
高速道路&一般道での動力性能の印象。2.0のSOHCなのでパワーの非力感は大きいですが、でも、普段乗りなら十分かな?と思います。
まあ、Cクラスの2.0と同じようなものなので、特に可も無く不可もなく、という感じです。
内層はシンプルで地味です。まあ、このあたりもベンツそのまんまという感じです。
見た目は、少し車高が低いこととエアロパーツのおかげで、ちょっと悪っぽいというか、わりとまとまっているのですが、周囲への威圧感は若干ある。といった感じです。

結局8年所有して手放しました。
なんだかんだであちこち壊れたものの、修理費もそんなにかからなかったのでよかったです。というか、買ったときと売ったときの価格差がほとんどなかったので有難かったです。