(03) スバル アルシオーネVR(1985年)
スバル アルシオーネVR
所有期間 1990年1月~1993年8月
■スバル アルシオーネについて
4WD乗用車としてレオーネをラインナップしていたスバルが2ドアスペシャリティカーのフラッグシップモデルとして1985年に発売した。
空力性能を高めたウェッジシェイプデザインにリトラクタブルヘッドライト、フラップドアノブといった外観もさることながら、ワイパーやヘッドライトなどの操作系をメーターパネルではなくテレスコピックに配置するなど、従来の乗用車から一線を画した近未来デザインを採用した。
ベースはレオーネクーペ4WDターボで、1800cc水平対向4気筒ターボエンジンだけでなく、シリンダーブロックを追加した2700cc水平対向6気筒エンジンを搭載した最上級モデルにはトルクスピリット4WDシステムを搭載した。
また、サスペンションはハイドロニューマチックエアサスペンションを搭載するなど、かなり先進的なメカニズムとレオーネで実績のある4WDにはメーカーオプションでLSDも装着可能で、雪道の走破性も非常に高い車種であった。
■現車紹介
1990年1月、それまで乗っていたピアッツァが故障し、買い替えすることにした際、次のクルマに希望する内容は「パワステ、パワーウインドウ、4WD、オートマ、2ドア」というものであった。
当時、この内容を満たすクルマとして、レオーネクーペが上がったが、中野市のスバル店でアルシオーネの中古を見つけ、120万円で購入した。
ピアッツァがFRであったため雪道ではいろいろと苦労することがあったが、アルシオーネの4WD性能に非常に驚いた。
また、サッシュレスのドアやリトラクタブルヘッドライトなど、個人的にはとても気に入っていた。
結局、転勤により通勤が遠くになることになり、MR-2(SW20)に乗り換えるまでなんだかんだで気に入って乗っていました。