lynch. "FACE TO FAITH"@日比谷野外音楽堂【現地ライブレポ】
皆さん、lynch.野音お疲れ様でしたー!
とうとうこの日が来ましたよ、8ヶ月ぶりぐらいの有観客ライブ!!!
個人の事情ですが、腰を痛めてしまい病院通いとなってしまった身で「果たして当日はライブに行けて、リタイヤせず見れるだろうか?」と思いましたが、無事完走できましたw
SE曲
入場:16時15分頃
かかっていたSE曲
(アーティスト/曲)で表記
The people/The music
arctic monkey/Brianstorm
MARY BELL PROJECT/Downtown
Guano apes/quietly
nine inch niles/You know what you are?(clint mansell Remix)
Jonsi/Shiver
arcane roots/landslides
ultraista//tin king
Teardrops/BRING ME THE HORIZON
Poppy/BLOODMONEY
Code orange/In fear
Periphery/Chvrch Bvrner
Sorry/More
SEがなってると「あーライブに来てるんだなぁ」と実感しますね。
セトリ
セットリスト
SE.INTRODUCTION【XIII】
OBVIOUS
GALLOWS
GREED
GROTESQUE
EVOKE
MIRRORS
BLOØD
UNTIL I DIE
an illusion
BE STRONG
SORROW
PLEDGE
MC
CREATURE
EVIDENCE
メンバー紹介~INVADER(おかわり)
pulse_
LIGHTNING
from the end
Enc.
MC~煽り(中断)~各メンバーより一言
EXIST
THE BLASTED BACK BONE
Don't give up
THIRTEEN
W Enc.
MC(武道館発表)
THE FATAL HOUR HAS COME
TIAMAT
一言で言うなら最高。
序盤
SEの時にメンバーがゾロゾロ入場し、いつものように葉月が最後。そして、「lynch.です、よろしくお願いしまぁす!!」
割とラスト辺りや序盤の3-5曲目の「OBVIOUS」を頭に持ってくるという意外なチョイスだけど、違和感なく盛り上がれた。
そこから葉月の「ようこそ〜、処刑台へー!!」といってから、首が吹っ飛ぶほどのヘドバンの嵐。
対談でRYUICHI(河村隆一)に「葉月は獣のよう」と言われていたが、それはlynch.というバンドにも当てはまる。
「GREED」でも先程と同じようにヘドバンの嵐が吹き荒ぶ。 転調パートではヘドバンからの葉月の煽りで「お手を拝借」とドラムのリズムに合わせて、拍手が行われてた。
世代ではありませんが、Adolf(PIERROTの楽曲)を彷彿するようなノリの統一感は序盤ながら、凄い光景だなぁと感心しながら手を叩いてましたw
そして、アツい所はラスト「永遠にー永遠のあーきのーり」が野音で聴けた事ですねー。AKの事は後のMCで…
パンキッシュながら妖艶さも持ち合わせた「GROTESQUE」もやり、MCはどの辺か忘れたのでこの辺にしときますw
内容はやっぱ客のいるライブは楽しいというのと、少し放っておくと拍手が止まなくて気づくまで忘れてると苦悩(?)を明かしたり、AKが初めての野音で周りの方への感謝と意気込みを語ってより楽しいライブになる予感がしましたね^^
中盤
「EVOKE」ではいつもファンが歌ってる所も歌わずにいて「お前らの心の声が聴こえるぞーーー!」と言ってたり、いつもよりメンバーのコーラスがハッキリ聞こえるのは新鮮でしたね。
「オンドラムス、あさなおー」の掛け声からドラムが始まるは「MIRRORS」。サビの「ただ蒼く凍えた夜空を」辺りでふと空を見上げたら、「月」が出ててにやけましたねぇ。
その続きが「月はつらぬくように照らしている」なのでw
アグレッシブなシャウトの掛け合いと、艶かしいサビの対比がいい「BLOOD」から
自分の中でかなり好きな「UNTIL I DIE」は素晴らしかったですね。曲もそうだけど、綺麗な曲だけどたまにスクリームが入ったり心に沁みる。
照明は青く、いつもならメンバーのコールタイムだけどこの日は拍手が鳴り止まない。いつ病むのかなぁと思ったら、タンタンタンタンと始まり、葉月の「お手を拝借」から始まる「an illusion」
ここからメロディックなナンバーが続くとは思ってたけど、この曲にして拍手させる辺り流石ライブバンドだなぁという巧さ。久々に聴いたなぁしかし、いつ以来だろうか…
予想通りバラードの「BE STRONG」が始まり、ステージにあった松明に火がともり、幻想的な空間を演出。そのまま「SORROW」へと繋がる。最後は葉月によるアカペラだったり、それと共に火が消える演出が凄く見惚れましたね。
更にここから綺麗なシンセフレーズ(同期)とギターの刻みの融合、サビの透明感がいい「PLEDGE」。メロディックタイムは気が緩みそうな所なのに全く弛れることなく、一番いい流れでしたねー。最高でした。
2回目のMCは明徳の野音初童貞喪失といじられたり、10大企画が結局年始に1-2ぐらいやって後はコロナで全部吹っ飛んだと。ここ(野音)は元々その10大企画の為に抑えてた旨が語られて、結果客を入れて2/3のキャパで出来て良かったと口にしてました。
終盤
いきなり「お手を拝借」して始まるアグレッシブな「CREATURE」に続いて、ブラストビートの勢いとギターのディレイの美しさが所存する「EVIDENCE」は首を一切休ませる気はないドSプレイ笑
メンバー紹介が終わった後、省かれた明徳から「おいおい」とジェスチャーが入り、明徳の紹介が入ってイントロから高速スラッピングが炸裂する「INVADER」。いつものようにおかわりあり。
煽りで「下手の民ー」や「上手、玲央さんだぞー」と叫んだ後「玲央玲央ー」とデスボする葉月さんはファンの心理を分かってらっしゃるw
「青姦だーー」「ここにいる2000人と俺たちでセックスしようぜーーーー、いただきます!!!」から「pulse_」
2回目の総脳天崩壊辺りで「いつもお前らが叫んでるところ今日は叫ぶ」と言って葉月さんから「ヤリタイヤリタイヤリタイヤリタイヤリタイヤリタイヤリタイヤリタイ」wwwいつぶりっすかwwwww
「LIGHTNING」も久々に聴いたしなんか込み上げてきそうだったなー、その前の口上がかっこよかったからかな。最後に「From the end」ではギター隊のアンプの後ろや、ドラムの後ろにあったミラーボールを使って雪が降るかのような演出は綺麗すぎだったし、やっぱ「THE AVOIDED SUN」って名盤なんだなぁと。
アンコール
アンコールは拍手で。メガホンで叩いてる人もいて、メンバーが出てきた時に開口一番葉月さん「なんか変な音するなぁと思ったら、メガホンか」とw自分らのグッズでしょww(ちなみに裏で聞いてた時に「雨が降ってきて一気にザーって降るのかと思った」とか)
MCではコロナで活動できなくなった時期(自粛期間)の話になって、そこからlynch.がそれとAKの件以外でしばらく活動出来てなかった時の事を語り出し…
一回目はゆきのさん(最初のサポートベース)が居なくなって、ベース弾ける人を探す為に休止。尚、入ってきたのは悠介さん(ギター)wこの辺はベストアルバムのブックレットに書いてあったやつで笑ったwwww
2回目がSHADOWS辺りであったそうだけど、箝口令(?)が敷かれているのか詳細は不明。
「全然ジャンプしてませんよねー??今から思う存分ジャンプしてもらって、明日は足腰バキバキにしてやる!!」みたいな事を葉月が言い出し、曲が始まるかと思った時に明徳に異変w
ベースを降ろし、スタッフとゴソゴソした後急に法被を着出し、着たあと異変に気付いた葉月が待ったをかけ、会場から笑い声が漏れるw
葉月「お前どうした?急に」
明徳「いやぁ、法被を着たくて…で、メンバーからも一言あるものだと思って待ってたんですけど、そのタイミングがなくて『ヤバい!今しかない』と思って……」
会場wwww
あまりの急さの尺の長さに「こんだけ喋ったら他のメンバーが不公平になるし、喋るのが嫌なメンバーもいるだろうけど、メンバーから一言ずつ」と言って一言タイムに。
晁直はいつもの緩い感じで、悠介さんは「喋るの嫌がってるメンバーでーす。」と交えつつ、今日はありがとうと述べてました。(あの件で明徳と葉月がやり取りしてる間、表情一つ変えずにずっと固まってて面白かったなー)
玲央さんは「配信ライブをやってはみたけど、今回のライブタイトル(FACE TO FAITH)の『顔を合わせる』ことに意味があるし、ファンの方が居ないとライブとは言えない」的なニュアンスの発言をしてて、その前の配信ライブが苦渋の決断だったのかなと思いましたね。(どこまでファン想いなんだこの方は)
仕切り直して、再度同じ煽りをし全体的にミドルテンポでジャンプばかりしてるナンバー「EXIST」、その熱は冷めやらない勢いで「TJE BLASTED BACK BONE」と本編と変わらぬ勢いで飛ばし、このコロナ禍に作られた共に戦っていこうと唄う「Don't give up」、最後に何かを匂わせるように「約束の地」への思いを歌う「THIRTEEN」で終わった。
Wアンコール
W Enc明けのMCで「ここから無料配信の人もいますねー、見れてますかー?有料配信の人も見れてますかー」と言った後に「本当は10大企画で野音と同じぐらい元々抑えてた会場がもう一つあって、それを今から僕の口から言いたいと思います」と言って、不安になって日程確認しつつ語られる
葉月「2021年2月3日、、、日本武道館でライブやります」
ファン「きゃあ…(一瞬でた後、音量の減衰)」
会場からはすすり泣く音が聞こえ、僕も貰い泣きしそうになりました。
15年目にしてやっと立てる武道館に「今後の状況ではもしかすると中止になるかもしれないけど、今の状態が続けばやれそうだしやる予定です」と語られました。(因みにlynch.のライブは今年は今回の野音で最後だそうです)
「宿命の時は着た」のタイトルを感じ、武道館のライブタイトルにもなった「THE FATAL HOUR HAS COME」は葉月が感極まって歌えなかったり、いつものアツさよりも感動の雰囲気に包まれた暖かさ。武道館でやる時が楽しみだなー。
最後は短い曲ながらゴリゴリのハードナンバー「TIAMAT」でファンの首を破壊にしにかかり終了。
感想
いやぁ、いつものlynch.だし楽しかった。
そして、とうとう待ちに待った武道館公演の発表。
今思い返すと色々なところに伏線が張っていたなーと思いつつ、なんかこれまでとは違う何かをライブをやる前から思ってましたが、こんなドデカいことだとは…
今年のpasscodeも来年武道館でやると宣言し、どういうわけか武道館発表の場面に出会すことが多いなー(いうて2回目だけどwww)
8−9年ほど、ずっと応援してきてよかったです。
そして、思う存分夢の舞台で派手にセック…暴れましょう!!!!
(石井チャンのチャレンジは入りませんw)