「それでは聞いてください」
って言って歌い始めるの、人生で始めてだったかもしれん。
改めまして
「美少女戦士セーラームーン」30周年記念 Musical Festival -Chronicle-
ゲスト出演、ご観劇いただけた方、ありがとうございました!
2017年に最終章を終えて5年、
つい先日のようだと仰る方も多いんですが、
私は、
随分離れたところまで歩いてしまったな、と、
遠く、夢だったようにかんじていました。
演じている当時は、
納得できなかったり、あらゆることに反発したり、
これで良かったのだろうかと後悔する瞬間ばかりでした。
過ぎた時間を振り返る事は歩みを止めてしまう事のような気がして、
囚われてしまわないように、閉ざしてしまう事も多かったです。
それが、5年経って、
その日々や演じた人物の結晶を振り返ることがこんなに暖かい出来事になるとは思っていませんでした。
今の私もまた、
ざりざりした瞬間をたくさん過ごしているけど、
生きている時間の中でこの時をどう感じるようになるか、まだわからないなと、
良い、悪い、すべての時間を愛していいんだと思えました。
当時私達の演じたウラヌスとネプチューンに書いて頂いたEye of the storm、また歌うことが出来てよかったです。
音楽は誰かのものではないので少し烏滸がましいですが、本編では寺田さんと木下さんが大事に歌ってくださってて、嬉しかった。
すごーく声が色っぽいはるかちゃんなので、幻の天王はるか引退ライブの歌、歌ってほしいです!ええ?!
あと私服の恋サテ最高でしたね、、、。
例えそのとき自分がどんな姿でどんな服装だろうと「僕が一番魅力的」と迷いなく思い堂々と踊るの完全解釈一致でしたわ、、。妄想かもしれんけど。
ゲストコーナー、ヒーローショーに参加したみたいでめっちゃたのしかったなぁw
セーラームーンに助けられちゃった!
ゲネを拝見したとき、客席がすっごい寒いのにスノーカグヤさんがこれでもかと吹雪見せてくるので五感が完全に凍りました。
宇宙人なのに、地球の先進国日本で起業し、実業家として成功してたスノーカグヤさんことミスフローズン。
常識もなにもわからないところからスタートし、寒い時期にも行列ができるようなトレンドのかき氷やさんを経営するまで、きっと、並々ならぬ努力したんだと思います、、。
結果として地球人に有害な行動に出てしまったのでセーラームーンにエイヤされてしまいましたが、幻の銀水晶は諦めて、このままトレンドクリエイターとしてJKたちの笑顔を作る道もあったのではないでしょうか。
泣けてきます、、。
しかし本当に今の戦士たちは端から端まで垢抜けていて、キラキラ感が段違いだった!
最高の相棒さやか、
今回のゲストコーナーに関しても我々の団結はかたくw
当時疲れてしまうと、
ひとりで頑張っちゃって空回ってるのかな、
余計なお世話だったかな、寒かったかな、、。
って虚しくなることもたくさんあったね。
でも今回、
セラミュファンの方たちはもちろん、
裏で当時からお世話になっていたスタッフさんたちのお言葉をたくさん受けて、
頑張ってきてよかったんだねって二人で少しうるうるしました。
ちなみに「おもしれー女」については、
意味はいちおう知ってるらしく
「舞台上では恥ずかしくて言葉遣いを指摘しちゃったけど、本来言ってほしいほうのセリフなので!」
とのことです。
やっぱおもしれー女、、。
たった1回の出演なのにたくさん色んな想いが浮かぶ、尊い尊い夜でした。
ありがとうございました。