【改造作品】クレオパトラキュベレイ・孔雀ver
100均のマーカーで
クレオパトラを塗装
模型用の塗料というと、模型店や大型量販店のホビーコーナーでしか買えないアイテムといった印象がありますが、近頃では100円ショップでも安価なものが手に入るようになりました。ただ、「安価な製品はあまり使用感がよくないのでは?」といった懸念があります。
そこで、今回はその使い勝手を試す意味も兼ねて、以前紹介した「SDW HEROS クレオパトラキュベレイ ダークマスクVer.」を塗装して、その感想を投稿しようと思います。あくまでも私個人の意見なので、参考程度に読んでいただけると幸いです。
メタリックグリーンは
孔雀石をイメージ
ということで早速塗ってみました! まずは作品をご覧ください。
名付けて「クレオパトラキュベレイ・孔雀ver」! 今回使用したのは、大手100円ショップ「Can Do(キャンドゥ)」で購入した「モデラーマーカー」のゴールドとメタリックグリーンの2色と、家にあった黒の油性マジックです。ゴールドは「SDW HEROS」シリーズの世界観に合わせてチョイス。メタリックグリーンはクレオパトラがアイシャドーにも使用していたという孔雀石(マラカイト)をイメージして選びました。
完全な余談ですがこの「マラカイト」という名称、私は陰茎を示す隠語「マラ(Mara/摩羅)」に関係があるんじゃないか、と思っていました。もしそうなら、口淫が得意とされていたクレオパトラにふさわしい宝石だと感じたのですが、実際はゼニアオイという植物を示すギリシャ語「マラーキー(malache)」に由来するそうです。
孔雀石なので、腰回りや足にほどこされている翼のような意匠にメタリックグリーンを塗装しています。もう少し余裕ができたら、背中に翼のパーツを装備させて、メタリックグリーンに塗装したいと思っています。さらに余談ですが、孔雀はヘビを捕食する鳥としてありがたい生き物とされることがあります。こうした色選びだけでも、さまざまな意味を含ませられるので、オリジナル塗装に仕上げるのは楽しいですね。
さて、100円ショップのモデリングマーカーの使用感なのですが、わりとガンダムマーカーとさほど変わらない感じで塗装することができました。とくに臭いが気になったとか、発色が悪いといった不満もなく、ワンポイントだけ塗りたい場合はこの製品でも充分だと思います。
ただ、今回購入したものがたまたまそうなのか、この製品の仕様上の問題なのかはわかりませんが、乾燥後に少しベタつきが感じられました。これは塗装後過度に作品に触れなければ気になりませんが、ポージングで遊ばせたり、組み替えて遊ぶ際には気になるかもしれません。
個人的に、今回塗装したクレオパトラキュベレイは非常に気に入りました。このアカウントの看板娘にしようかな、とも思っています。もしかすると、さらにシール類でバージョンアップしたり、先述した通り翼の追加パーツを装備したりしてパワーアップさせるかもしれません。というか、ぜひともしてみたいですね♪